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＠下北沢・駅前劇場(2008/12/26-30 9ステージ)
http://www.honda-geki.com/ekimae.html
前売2500円 当日券3000円 学割2000円
当日受付にて、「東京劇団フェス'08」の半券提示で500円キャッシュバック
本多劇場グループ三つ巴割引 同時期開催の北京蝶々、富士山アネット半券で前売料金
作・演出：徳尾浩司
舞台監督：久保大輔 照明：小坂章人 音響：高山隼佑 衣裳：戸所泰子、中橋玲子
映像：北川仁 宣伝美術：飯塚美江ほか 制作：樫岡佐弥香ほか
企画・製作：とくお組 http://www.tokuo-gumi.com/
出演：
篠崎友 ：浪漫五右衛門（漫画家）
北川仁 ：氏名不詳（宇宙人）
堀田尋史 ：本田満（浪漫のアシスタント 野球マンガが得意）
永塚俊太郎：世良慎太郎（隣家の大学受験生９
鈴木規史 ：白鳥カトリーヌ（同じアパートに住む少女漫画家）
柴田洋佑 ：町田肇（編集者）
2008/12/30(火)晴 2:05-3:23PM(1'16)中段上手 客席満員(100人)
客層：学生より？20代中心。女性過半数。
客入れ：当日券あり。椅子席9列、適時誘導あり。折り込みチラシそれなり。パンフ
A5 3ページ 挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演 6/3-7「リアル・ラスベガス」
＠赤坂レッドシアター 物販。公演DVD 終演後予告映像投影。カーテンコール1回2分。
2003年旗揚げ、種々活動を行っている模様。初見ねこ。
舞台。西日と友達な、壁も煤けた木造アパート。中央のこたつ周辺から歩かず便利な
散らかり具合。上手から、玄関ドア、丸椅子にカップ麺とトイレットペーパ、万年床、
押入引き戸。転じて下手、窓際に収納ボックス、地球儀、干された漫画原稿。
壁には「才能」「感動」「締切」の墨書スローガン、大変ですね。
お話。締め切り迫り、ネタに詰まった連載漫画を抱えた漫画家とアシスタント。
漫画家は投げやり、アシスタントは野球漫画しか浮かばず、万事休す。そんなところ
に賃入者、腰は低くも高飛車な物言い。きけば宇宙人、恐怖の大王は自分宣言。
キチガイかよと思いきや、これがまじで。
宇宙人と予言でてんやわんや、日常非日常な不条理漫画を実写化したよな、おもしろ
風味。安アパートとカップ麺生活設定から離れないのに、展開がしれっと超現実。
人生綱渡り寸前な受験生、真顔でギャグめくアシスタントと同僚少女漫画家、むかつ
く上から目線言動の宇宙人ら、混乱を増すサブキャラと複線を案配よく絡ませ。
パニックものなのに、他人眼には呑気にしか見えないずれ具合が愉快。
終盤、いい話に墜ちそうになったのが気になったけど、セーフ。奇抜な設定、テンポ
良い展開、困った人たちとそのずれ加減が面白いシチュエーション・コメディが得意
なのかしらん。新作が観てみたいねこ。
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