パンフを開けると飛び出す絵本、ひな壇形式で役者写真と配役掲載。
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＠大阪日本橋 in→dependent theatre 2nd(2009/8/14-16 4ステージ)
http://west-power.co.jp/theatre/main.htm
全自由 前売2400円 当日2500円 学割1800円
作・演出：魔人ハンターミツルギ 振付：マイケル・ステューバー
舞台監督：谷本誠[CQ] 照明：葛西健一[クセノス] 作曲：クスミヒデオ
音響：手崎裕子 宣伝美術：あまぞん パンフレット制作：没落タイガー
ソウル大臣：アボンボ 通訳・翻訳：繁子・ステューバー 制作：合田耕作ほか
出演：
魔人ハンターミツルギ ：マーク(野良犬。皮肉屋)
中川琴乃 ：ハチ公(野良犬。マークの相棒。無邪気）
マイケル･ステューバー：杉（超人 2匹をタイムスリップさせる）
マリア･Ａ･ロペス(Steppin Out)：松（超人。サンボマスター）
上別府学 ：綱吉（心優しき将軍）
曽木亜古弥：信子（その奥方。子を失って我を忘れる）
徳永健治 ：吉保（老中。ご意見番）
山名伸右 ：藤山（老中）
三月 ：おゆう（町人の娘。素直）
尾松由紀 ：おさよ（町人の娘。大人びている）
豊田圭 ：寛太
橋本羽由 ：おうめ
伊佐侑加子：およね
大村美春 ：おたけ
流石鉄平 ：獅子丸（野良犬の頭目。理想家）
北村毅 ：クロ （その右腕。現実家）
佐藤あかね(劇研｢嘘つき｣)：シロ（おさよの友となる）
彭佳成 ：トラ（野良犬）
梁河七 ：ブチ（野良犬）
山田玲子 ：ポチ（野良犬）
白川紀子 ：アカ（野良犬）
Budo Kids ：狗（五石凪、頃末夕葵、田村伊吹、筒井月、當山真理、藤里愛衣）
2009/8/14(金)快晴 7:42-9:42PM(1'55)最前方より 客席超満員(150人)
客層：町内会のお祭り広場状態。未就学児童〜じじばばまで。女性過半数。
客入れ：当日精算と受付のみの2人体制も結構列。桟敷2列、雛壇にパイプ椅子10列
後、壁際など増席などして、開演12分押し。桟敷は厚手の座布団2枚で配慮。
折り込みチラシそれなり。パンフ。Ａ４ 3ページ 雛飾デザインの飛び出す絵本
趣向。写真付き配役となっていて親切。 物販。Ｔシャツ1500円 台本800円
カーテンコール5分2回。やんやの拍手。
忘れるほど久々にみる、魔人ハンターミツルギ作品。今年10月アメリカ・デラウエア
州で行われるフェスティバルの正式招待作品とか。びっくりですね。
舞台。中央スクリーン、一段高くセンターステージ。調度類はなく、シンプルしごく。
お話。プータローのノラ犬、犬が覇権を握った時代があると聞いて、びっくり。杉と
松の好意から、彼らの超能力で江戸時代へタイムスリップ。折しも、将軍綱吉は子供
を喪い、正気をなくしかけている妻を思い、生来憐れみの令を発布。それは皮肉にも
理想郷を夢みる犬たちの中に亀裂を生んでしまう。そして、彼らと友情を育んでいた
人間の子供達にも。
とても意欲的な公演。寓話的で奇妙な設定も、語り口はしっかり、物語はなかなかに
骨太。子供と中年層、日米の幅広い役者陣が、一気呵成に取り組み。層の厚さ、その
熱さ。そこら、群舞らミュージカルシーンは巧拙を超えてた勢いにぐっとくるねこ。
ベタなところを、くだけた口語会話や珍キャラ問答、熱いけど冷静なつっこみ視点で
面白く脚色。魔人ハンターミツルギらしいところ。最近はこんなかしら、今回スペシ
ャルなのかしらん、機会があったら次回新作をみてみたいねこ。
パンフを開けると飛び出す絵本、ひな壇形式で役者写真と配役掲載。
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