＠下北沢 シアター711(2010/1/8-10 6ステージ)
http://www.honda-geki.com/711.html
全自由 前売2800円 当日3000円 初日旗掲げ記念 前売2300円 当日2500円
作・演出：ふじきみつ彦 舞台監督：松嵜耕治 照明：南香織 音響：游也
宣伝美術：美貴ヲ オープニング曲：三浦康嗣口口口(クチロロ)
制作：羽座和歌子、友達の友達
出演：
佐藤貴史[サモ・アリナンズ]
大政知己[サモ・アリナンズ]
内田慈
ふじきみつ彦
2010/1/10(日)晴 2:05-3:21PM(1'16)前方中央 客席満員(80？人)
客層：20才代中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：シティボーイズと小林賢太郎からお花。チケット整理券付き。ぴあ→劇団
チケの順で入場。開場時10数人。桟敷1ロー椅子2ホールド椅子6列。補助もでていた
模様。折り込みチラシそれなり、パンフ A5 挨拶、スタッフ、予定。物販なし。
カーテンコール1回。
サモ・アリナンズの役者2人と、シティボーイズのコントやを書いてる作家のユニット。
この舞台稽古のため、五反田団出演を断念した内田慈をゲストに迎えての旗揚げ公演。
舞台。大きな格子柄の壁、は畳地な萌葱色。中央額縁がスクリーン。
構成。コントオムニバス。
1初詣。友達3人と、友達の友達1人。友達の友達＝知り合いは友達の微妙な違い、
距離感あれこれ会話。
2スライド すね毛足にクレジット、内田画伯のスライド集。
3イタリア、先生との別れを惜しむ生徒と同僚。お前達のことは決して忘れないって
なんかどんどん忘れてないか。名前とかだけでなく、自分のことも覚束なくなって
星新一風ブラックコメディ。
4暗転中、大政の友達話。
5あって2日目、浅いけど友達の佐藤の家へ見舞いする、大政とふじき。看病するお姉
さんが病気移るからと逢えず仕舞い。気を遣って食事を勧められ。佐藤も食べた
おかゆ、貝柱入りを強調、を。（伝るのもあるし）遠慮すると、男の人はチャー
ショーよねと出す気配に慌てて御相伴に預かる。食べ終わると、お姉さんしれっと
「5千円」、貝柱入りだから。ご馳走になったのじゃないのかと大政とふじき、
びっくり。開いた口がふさがらない。
6暗転中、佐藤の友達話。犬が嫌いな人。
7スーパーの前で繋がれた飼い犬・大政。飼い犬・佐藤もやってきて、礼儀正しく
挨拶、世間話。お尻の匂いを嗅ぎ合って、どこに住んでるかか知り合い。
と、大政、昨日から繋がれて居るんですよね、不味いですよね、棄てられたかなと
ぽつり。飼い犬・佐藤、気まずい。
8転換芝居。羽生名人風のふじきと飼い犬・佐藤。名人でしょ？、違うと押し問答。
9 5の佐藤宅。懲りずに遊びに行く、大政とふじき。実は大政の誕生日サプライズ
パーティ。ところが、ふじきも誕生日、どうも言い出せない。大政はパーティと
聞いて、金を取られるのじゃないか戦々恐々。さすがにそれはなしとお姉さん。
嘘がつけずに、ふじきは誕生日と告白、一気急転気まずい地獄。ところで、大政が
お姉さんからもらったプレゼントはチャーシュー1本でした。
10 暗転 内田の友達話。友達がいないのでとお終い。黒衣が踊る。
11 Ｂ，Ｃがいいと佐藤、大政。Ｈな話かとふじき先輩勘違い。それからが善悪
正反対の佐藤と大政に振り回されるふじき。彼女の振られて自棄になったのか、
2人の詐欺勧誘に乗りまくり。
11スライドでスタッフ。
12 ふじきは引っ越し、耳に水が入ったと大政跳びはねる。騒音苦情にやってきたの
は、佐藤のお姉さん、下に引っ越してきたという。彼女も水がはいたとかで跳び
はね始め。佐藤大迷惑も、自分の部屋の上なら近所(ふじきは除くらしい）迷惑に
ならないとどこまでも自分勝手な彼女。
呑気顔でいて、毒ガスぷんすかな不条理っぽいコント集。常識ＶＳ非常識で後者が
勝ってしまう、困った可笑しさあれこれ。もてなし受けてるつもりが代金請求され、
してる方には悪意の欠片もない。開き直りに善悪逆転して振り回され。とか。
毒はあれど節度と品は保ち、嫌味無く楽しめて○。サモアリの2人に真顔コントが
愉快。内田さんはおばさんキャラ志向、厚顔無恥ぶりを自然体で演じてなるほどな。
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