[ホーム]（ 仮ページです。）
＠横浜 神奈川芸術劇場 大スタジオ（2011/2/2-15 15ステージ）
http://www.kaat.jp/
全自由 3500円 高校生以下割引1000円 U24チケット1750円 シルバー割引3000円
＠水戸芸術館ACM劇場 2/26-27 2ステージ
＠富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 3/4-5 2ステージ
＠山口情報芸術センター [YCAM] 3/13 1ステージ
作：演出 : 岡田利規 舞台美術:トラフ建築設計事務所 照明:大平智己
音響：牛川紀政 舞台監督:鈴木康郎、弘光哲也 企画:precog
宣伝美術:菊地敦己(bluemark)、小金沢健人
企画制作:神奈川芸術劇場、水戸芸術館ACM劇場、山口情報芸術センター[YCAM]
出演:
山縣太一、松村翔子、足立智充、武田力、佐々木幸子
2011/2/2(水)晴 7:35-9:03PM(1'28)前方中央 客席満員(230人)
客層：20-30歳代中心に男性7？割。中高年層ぽつぽつ。
客入れ：開場時30人ほど。通常客席 3/通路/6列。中央寄りが見易し。折り込み
チラシ ビニール袋入り。不要チラシ置き場がほしいねこ。パンフ A4 3ページ。
挨拶、インタビュー、予定。本作以外は海外ツアーのみ掲載。物販。DVDほか。
カーテンコール1回
変化が続く、岡田利規新作。
舞台。上手半分、フットボールゴールみたいな光沢アルミの門型。手前に棺桶状の
箱。向こうにダイニングテーブル、上に大スクリーン。下手半分、スクリーン前に
椅子3、そこに向けたビデオカメラ２。
構成。山縣太一さんから煙に巻くよな宣言あり。人生をちょっとは充実させるため、
とある男性（佐々木）が試みていること紹介。旅行の是非を巡って、相容れない
恋人とのやり取り。脳内パーティに呼ばれ、日常嫌いの男からご意見を聞く。
インスタレーションな時間〜客席から世界を眺めるな体でとある趣向。
より自由に、ガチャガチャとスパイシーになった今回。ストイックに身体性を高めた
前作から一転、ゆるバラエティ化。突然パーマをかけ、酒と煙草をたしなみました
彼女（でも中身は変わらず）な感じ。自分語りのモノローグ形式と、1役多人数の
役者チェンジ形式は踏襲も、ノイズを同時多発。というかどっちがノイズかという
ほど、あれこれパフォーマンス。さらに、フェイクを散りばめ、煙に巻き。ここら、
山縣さんが水を得た魚と持ち味発揮。批判精神もいつになく際立って現れ、刺激的。
日常の充実を巡る、妄想の数々がいじましく、逆に日常に閉じこもる現実が淋しくて
あれこれ考えてしまいましたねこ。
[月間一覧］