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＠下北沢 ザ・スズナリ(2011/4/2-7 7ステージ）
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
指定席 前売4300円 当日4800円 自由席（整理番号付）前売3800円 当日4300円
作・演出：新井友香 舞台美術：大津英輔+鴉屋 音響：佐藤こうじ(SugarSound)
照明：松本大介 照明操作：鳥海咲 演出助手：遊佐絵里[タテヨコ企画]
舞台監督：田中翼 宣伝美術：加藤和博 宣伝衣裳：高木阿友子 宣伝写真：mika
制作協力：國武綾 当日運営：新貝美奈子 制作助手：荒川真由子 制作：牛山晃一
出演：
高木珠里 ：ルウ
加藤啓 [拙者ムニエル/モッカモツカ] ：欧彦(ルウの別れた恋人)
植木夏十 [ナイロン100℃］ ：杏(ルウ友）
加藤雅人 [ラブリーヨーヨー]：満太郎(ルウの新しい恋人)
中村たかし[宇宙(レ)コード] ：金城(ルウ友)、バイト2
斉藤麻耶 ：ミスズ(ルウの妹、金城妻）
今奈良孝行：伊神(ビルの窓ふき、ピザ配達を掛け持ち)
新井友香 ：和爾(伊神の雇い主)
遊佐絵里 [タテヨコ企画］：住人1、係員
國武綾 ：住人2
2011/4/3(日)曇 3:07-5:10PM(2'02)前方中央 客席超満員(150人)
客層：20-30歳代中心、男性多めかな。単独客多め。
客入れ：自由桟敷1＋ベンチ1、ひな壇に椅子10列。通路がロビー側だけ、若い番号
の人は早め入場が吉。立見数人あり。折り込みチラシそれなり、パンフ A4 両面。
挨拶、配役、スタッフ、予定。恋愛に憧れ、時に滝に打たれるように探究してきた。
震災後、初めて稽古が楽しいものだと気付き、どうしてもやりたい気持ちが沸いた
こと。元々、望まれずに役者を始め、頼まれてもいないのに劇団を旗揚げた。自分の
中の確信に突き動かされてきただけで、恋愛もそうだと 等。
物販なし。カーテンコール1回1分。平日の客席が寂しいので口コミ願い。
劇団宝船、初見ねこ。旧アパート改築と、下北沢地区でも地震時への杞憂度合いが
高めの劇場それも満員にて。こんな時期に芝居を観に来るお客さんは覚悟をもって
きてるはず、死ねばもろとも＠平田オリザ の言葉が思い出されて苦笑ねこ。
舞台。マンション、狭めのリビングダイニング。上手にベランダ、下手にダイニング
奥に玄関。寝室は上手ドアから。
お話。ヒモ同然の男、新しい恋人ができた彼女に逆三下り半を告げられたのに、図々
しくも居座り続ける。手切れ金はパチンコですり、お腹が空いたと座り込み。バイト
で繋ぎ、落ち着く先が決まるまでと、あろうことか元彼女同棲宅へ居候。ダメなのは
元彼女も負けておらず、ヒモ君に新恋人(で女友達）ができると恋心再燃、不義密通。
ホテル代まで出してあげるという彼女はお母さん状態な甘やかし。逢瀬を目撃した
友人夫婦やバイト仲間はとても彼氏にいえませんと胸の内へ。
煮え切らない自分にケジメをつけるため、ヒモ君に死んでくれと迫る酷い彼女。と、
ヒモ君酔って交通事故でバカ死。これで新しい幸せが始まる。でもお腹の子供が
できた月で思い当たることがある友人諸氏。新恋人も実は…と臭わせて終演。
という、泥沼万歳昼メロ天国劇。泥沼じゃなく、チクロ入の危険で甘いジュースか。
不謹慎な恋愛沙汰をニヤニヤと、同時羨ましく感じながらみる、もてないねこ。
気まずい、後ろめたいら、些末なあれこれの状況と折折の感情を笑いとも描いて
機知に富み。シニカルコメディとして上々の出来。当て書きと言われたら失礼なほど
ダメ人間演じる俳優が好演。濃く個性的キャラの友人役俳優も刺激的で○。
元ロリータ男爵・斉藤麻耶が、以前変わらずキュートな演技でして嬉しいねこ。
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