[ホーム]（個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠水天宮前 日本橋劇場(2011/11/15 1ステージ)
http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/horu/nihonbasikokaido_hall/index.html
全指定 前売3500円
前座 ？「たぬきの恩返し」9分？
右太楼「無精床」噺17分
昔昔亭「不動坊」枕9分＋噺22分
柳家さん喬「幾代餅」枕6分＋噺33分
お仲入り11分
柳家権太楼「茶の湯」枕1分＋噺41分
2011/9/15(木)晴 6:30?ｰ43-9:05PM(内訳上記)1F後方 客席9割?(260人)
客層：中高年中心 男性過半数。
客入れ：当日券 2Fに多数空席。1Fはまんべんなく埋まり。ビニール袋の音を
出す、携帯を鳴らす、こっそり日本酒を飲むなど困った年配客あり。
いい雰囲気の客席なのに残念。折り込みチラシ2，3枚。パンフ A4 四つ折り。
上演記録付。物販なし。
・前座「たぬきの恩返し」
途中から、クスリ笑いで温めてもらい。
・右太楼「無精床」
お話。汚い、へたで客がつかない床屋にうっかり入った通りがかり。案の定、
酷い目にあってしまう。
声がでかく、くっきりとした印象。
・昔昔亭桃太郎「不動坊」
お話。美人の後家と所帯を持つことになった男。やもめ仲間は棚ぼたが我慢ならない
後家の亡夫・売れない芸人だった不動坊の幽霊に化けて、破談にしようとするが。
芸人ねたに乗じてか、落語家内輪話や悪口をあれこれ。ブログに書かないようにの
枕噺なんて、ねこにはどうでもいい業界話だけど。それはそうと終始とぼけた口調で
の滑稽噺がまったりと楽しめ。肩こりがほぐれるねこ。
・柳家さん喬「幾代餅」
お話。「紺屋孝夫」の物語そのままに、職人の仕事を変えた版。
枕。寄席でのお客の違い、ひいきでない落語家は聞くそぶりをみせないとか。
この回はそんなことはなく、ゆったりと聞いてもらっている。普通なのが一番とか。
しみじみ沁みる、さん喬・人情噺。切々と語って、ぽろっととんまで笑いが起きる
緩急がいい。浮世離れな、夢のような噺に心が軽くなるねこ。
お仲入り11分
柳家権太楼「茶の湯」枕1分＋噺41分
お話。大家の出鱈目茶道を断れず、犠牲(笑）になっていく店子と当人のおバカさを
笑う。
「泡千家」「豪快茶」の奇天烈さと破天荒さをそのままに、テンション高く語り。
猪突猛進、だけでなく残念なとほほ笑いもツボを押さえて、なお面白く。病気の話
も出さなかったし、すっかり復調（どころか増強）しててうれしいねこ。
[月間一覧］