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＠大阪日本橋 インディペンデントシアター１st（2013/7/26-30 7ステージ）
http://itheatre.jp/index.html
全自由 前売2800円 当日3000円 大学生1800円 高校生1000円
作・演出：山口茜 音楽：新井洋平 舞台監督：岩田真澄組 照明：池辺茜
音響：奥村朋代 美術：小西由悟 衣装：南野詩恵 宣伝美術・記録：堀川高志
制作：尾崎商店 演出助手：林伸弥、鈴木希望
企画・製作：間屋口克、トリコＡプロデュース 助成：独立行政法人日本芸術文化
振興基金・大阪市芸術活動振興事業助成金 http://toriko-a.com/
出演：
丹下真寿美 ：さくら
村木よし子[ 劇団☆新感線]：さくらの母、今泉（家政婦）
保｛兵庫県立ピッコロ劇団]：あきひろ（社員 長男
さくらの父 寝てばかり）
小熊ヒデジ[ てんぷくプロ]：（次男社長）
はしぐちしん[ コンブリ団]：（三男 足が不自由）
二口大学 ：住吉（社員）
ごまのはえ[ニットキャップシアター]：寺部（社員 社長母を介護）
小沢道成 [虚構の劇団] ：市瀬（さくらの友人）
演奏：五月エコ（Ａｃｏ）、新井洋平（Ｂs）[ウミネコ楽団]
2013/7/28(日)曇 7:03-9:34PM(1'29)最前方 客席ほぼ満員（50人）
客層：20-30才代中心、男性過半数、かな。
客入れ：整理券なし、開場時数人。座布団過剰なベンチ2、椅子3列。折り込みチラシ
それなり。パンフ A5 3ページ。挨拶、出演、スタッフ、配役。次回公演掲載なし。
物販。関連ＣＤ。カーテンコール 拍手鳴り止まずも１回のみ。
舞台。ごみ屋敷。ジャンクで造ったリビング。中央にソファセット？。ハの字壁は
おぼろにカラフル（カビ？）。開口を大きく空けて隣室、ごみ部屋の続きをみせ。
お話。買い物にいくと出て行ったまま母親が蒸発、娘は長じてお年頃。会社社長の
家に居着く叔父や男性社員と、掛け持ちとは当人知らずの結婚約束。って結婚詐欺
じゃなんですか。生まれつきという悪癖を飲み込み、自分こそマブだと信じる男達
がまた愚か。令嬢は同年輩の男に貢いでいる様子だが。そんなところに新しい家政婦
がやってくる。訳ありの境遇からこの家、娘のことがほってはおけないようだ。
不道徳で愚かな人達ばかりのシニカルコメディ。死者も生者も同等とちょっと過度に
コミカル。でも、真情語りはちょっと湿らせ、ドライすぎずのさじ。心情加害者な
男達は手練れの役者ぞろい。悲喜劇の面白さを存分に伝え。要にたくましい女優達。
悪びれない加害者に丹下真寿美。嘘も残虐さも我が身を守り、生き残るためと、
雌の強さ弱さを愛らしく見せ。すねに傷持つ訳知りの家政婦に村木よし子。
愛嬌ある演技、言うときはいい、唱えば最高と、こんな小劇場で間近に見られて
嬉しいねこ。
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