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＠赤坂 赤坂ACTシアター(2013/09/19-22 4ステージ)
http://www.tbs.co.jp/act/
全指定 5000円
美術：堀尾幸男 主催：TBS／サンライズプロモーション東京
2013/09/21(土)晴 3:05-6:06PM(内訳下記)2F中段中央 客席満員(1300人)
客層：大人の町内寄り合い、女性多めもそれでも男性過半数。
客入れ：ご老人には複雑で階段ばかりの導線がお気の毒。トイレ誘導きちんと。
物販。タオルとか。カーテンコール1回3分。
前説〜解説 「中村仲蔵」を1.2倍楽しむ方法 1時間25分
仲入り19分
立川志の輔「中村仲蔵」噺 1時間14分＋トーク3分
舞台。国芳の役者イラスト画を背景に、中央に座布団、下手隅に見台高座。
後半の落語では島舞台な高座をもうけて周囲は闇。
枕。初日、二日目はリハーサル、明日は本番の余韻。初日は縁起のいい日だった。
中秋の名月というが本当の満月で3年間連続はいままでなし、次回は2021年とか。
実は終演時間には欠けていたとオチをつけるけど客席の反応薄し。
東京オリンピックもあるし未来は明るいが、半沢直樹とあまちゃんが終わって
しまう、明日からの楽しみが…。リニアモーターカーの話を結構。テレポートと
一緒ですよ。こんな時代に江戸の話をします。再演でなく、アンコールとした
（響きがいい）。
再演を決めた訳。5月に演舞場で仮名手本忠臣蔵の通しをみて衝撃をうけた。
知ったつもりになっていた自分はなんだったのかと。中村仲蔵の関係するのは
一部だが、知っていると1.2倍楽しめる。9時間を50分で語りたい。でスライドで
場面ごとの浮世絵を移しながら、かみ砕いて解説。語り終わって。いろんな形で
毎年上演されてきた。日本人の情が詰まっている。海外でも評価され、ハリウッド版
がキアヌリーブス主演でまもなく公開される。ただひとつ日本人だけにしかわから
ない点がある。切腹覚悟で仇討ちをすること。みなさんにお願い、もういいねと
ロビー活動をして落語を聞かずに帰らないでほしい。
枕。落語の隣に歌舞伎界がある、向こうはそうとは思っていないだろうが。
身分制度、血筋の話。
お話。苦労の末、名題(なだい)に昇進にした中村仲蔵。「忠臣蔵」五段目の定九郎
(さだくろう)役で前代未聞の工夫をする。
1時間を超えたけど、時間を忘れさせる充足の長講。引き込まれる陰影に飛んだ
語り口もさることながら、鎌髭（今年海老蔵が上演）で團十郎と競演した下りを
いれたり、たっぷり。舞台場面では木を入れ、花道の体で照明を当てたり、
臨場感を増し。こりゃ五段目のみならず、歌舞伎が観たくなるよね。
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