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＠伊丹 AI・HALL(2013/11/21-24 5ステージ)
http://www.aihall.com/
全自由 前売 一般3000円 学生2000円 ペア5000円 当日3300円 学生2300円
作：秋浜悟史 演出：三枝希望 美術：今井弘[劇団太陽族]
照明：徳田芳美(アート・オー) 音響：廣瀬義昭(T&Crew)
作曲：藤森暖生 演奏：アツキイズム(Dr 臼井和明 Ba松本祐吾 1st key 和田真由子
2nd key 佐田谷梨加 Ga 藤森暖生) 歌唱指導：右近健一[劇団☆新感線]
振付：橋之爪梨絵 映像・宣伝美術：サカイヒロト 舞台監督：サコ
キャスティング：工藤俊作[KUTO-10] 制作：岡本康子(TRASH2)
協力：須川渡(大阪大学大学院文学研究科演劇学研究室助教)
主催：公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市
http://www.office-takibi.jp/
出演：
村木よし子[劇団☆新感線]：かあたん(幼児教育研究会)
右近健一 [劇団☆新感線]：チェコブ(作家 幼児教育研究会)
森万紀[兵庫県立ピッコロ劇団]：飯縄美喜(女優 幼児教育研究会)
保[兵庫県立ピッコロ劇団]：良（幼児教育研究会)
工藤俊作[KUTO-10] ：坂巻太郎（2代目リーダー 幼児教育研究会)
孫高宏[兵庫県立ピッコロ劇団]：社長(初代リーダー 良と対立 幼児教育研究会)
石川郁子[劇団いちびり一家]：新見朝子
津久間泉[空の驛舎] ：お念
石本由宇[劇団いちびり一家]、三穂眞理子[劇団いちびり一家]、得田晃子、
阪上洋光[劇団いちびり一家]、吉井希[劇団いちびり一家]、
市川愛里[ニットキャップシアター]、梅原吉人、小川千絵、猿渡美穂、
末松宏基[テアトルアカデミー]、谷松香苗、畑中華香[悪い芝居]、福谷智子、
金久寛章 ：俳優連
2013/11/23(土)晴 1:05-3:05PM(1'58)後方中央 客席9割(150人?)
客層：おかん結構、大人よりに幅広く、女性8割。
客入れ：1番宛呼び出して入場、開場時20数人。ひな壇に椅子8列。中央よりが
観やすいと誘導。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 4ページ オールカラー。
稽古場役者写真付き。次回公演の掲載なし。物販。劇中歌デモCD 1000円。
カーテンコール1回2分。
温故知新企画、1968年初演(劇団三十会＠紀伊國屋ホール)とか。秋浜悟史作品は
初見ねこ。見たことがない三枝希望演出とも興味、お楽しみ出演者が観劇動機。
舞台。粗大ゴミ？、大学サークル備品が一面。とこどこにヘルメット。
お話。学生運動から活動を続けてきた「幼児教育研究会」。その内部分裂を描く。
エプロン姿かあたんの追想、メンバーと「社長」の対立と解散、新人坂巻をリーダー
に仕立て上げての再起。しかし彼は鬱屈の果て、放火を行ってしまう。メンバー間
恋愛やらすったもんだ交じりに描く、学生運動の風刺ともとれる舞台。
音楽とダンスが結構、集団と個を肩凝らず浮かびだし。時代を感じさせる、アングラ
なレトリック多用の台詞にうーみ。ユーモアとウィットはわかるけど、ちと馴染めず
和にせよ敵対にせよ、真摯で熱い若者の姿は沁みるものあり。夢みる演劇青年に
右近健一、気恥ずかしいちょっと痛いキャラも彼ならば嫌味無く。優しいかあたん
に村木よし子。かわいげ愛嬌あり、伸びやかな歌がまたここちよいねこ。
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