[ホーム]（個別ページができ次第、そちらにリンクします。）

　TOKYO PLAYERS COLLECTION 「IN HER THIRTIES 華やかThirties」

　@大阪日本橋 independent theatre2nd（3/27-31 6ステージ）
　http://itheatre.jp/index.html

　データ、配役は麗らかThirties レポート参照

　2013/3/30(日)曇 2:07ｰ3:17PM(70)最前方より　客席満員（120人）
　客層：2０ｰ30才代中心に幅広く。男女半々。
　客入れ：麗らかと同様。

　舞台、お話は麗バージョンレポート参照。人生選択で仕事の華バージョン。冒頭に
　麗のフリートークから西原希蓉美さんのウェルカム、諸注意の歌をたっぷり。
　仕事注力、若い子と付き合ったりの恋バナと華々しく、名は体。トークで昼と夜、
　月影響との話が合ったけど、なるほど夜話な盛り上がり添え。そんな挿話違いで
　台詞が変わったりするけど、基本は一緒、人生岐路の悲喜こもごもの。ラスト、
　39才の今から30才の自分へのお願い、自分は自分など、折々に沁みるねこ。

　アフタートーク 3:23ｰ3:48PM（25）6割居残り
　筒井潤[dracom]、上野友之

　上野　二人は初対面。トークの予定は当初なし。プロデューサーが決めて昨日の夜に
　　ゲストをオファーした。
　筒井　男性の自分がなにかしゃべるとアホやといわれる。
　筒井　（感想）作り方が知りたい。
　上野　三年前に20才女優と構成と作り方は同じ。同じ世代の女優たちで一人の女性を
　　演じる。稽古はお互いにインタビューしあって、それぞれの人生や考え方を聞いて
　　台本をつくっていった。女優である彼女たちも自分（上野）も普通と違う人生
　　だけど、聞きつつ、ストーリーをつくり、また話し合いながら作った。
　　女性が編集者で、ヴィオラ奏者とつきあうのは20才代版と同じ。２つのバージョンは
　　人生の選択をいれて二通りに別れる。
　　（稽古期間）２つの作品を3週間ほどで。10月を全員オーディションで。そのとき
　　いつも使っている質問シートを使って聞いていった
　　（知っていた人は）一緒に舞台をつくった人はいない。出演している舞台を観た
　　　ことがある人はいた。（大変な仕事だったと思う）自分は32才、30代のことは
　　わからない。偉そうに台詞を書いていると思ったこともある、不思議な作業
　　だった。この女優さんたちがいる空気感を出したかった。稽古場での雑談から、
　　この先どうなりますかとか聞きながら、つくっていった。

　筒井　いい上演だったと思う。皆の声を拾っての上演の言葉で女の一例を提示して
　　いるけれど、さじ加減の裏に俳優業が伺える。経験値のにじみ出方というか。
　上野　もう一つのチームは子供を産む。出演者で誰も子供を産んだ人がいないので
　　（子供を産まない華やかチームの方に一人いるが）経験者を稽古場に呼んで
　　話を聞いたりした。でも段々母性が感じられてきて、これが演劇かと思った。
　　30代のリアルを見せるのが肝だけど、実際はやっていないわけで。演出で
　　こうしようと思うのと違う見え方をしていくのが不思議だった。

　筒井　30代は決断の時期、ドラマとして巧くいく。男性の30代から観ると
　　女性は想像上の生き物・麒麟と同じで捉えがたい。
　上野　トレーダーの方が株より女性は複雑、それでも想像するしかないといっていた。
　筒井　体で考える感覚が女性の方が強い。
　上野　二つのチームで雰囲気が違う。なんでか判らなかったが、麗らかチームは昼、
　　華やかは夜稽古をしていた。女性スタッフが月が出ているかどうかの違いのせいと
　　いって、不思議な生き物だなと。自分にはそんな発想はない。自然にもデジタル
　　社会にも対応してて凄い。
　筒井　　自殺は男性が圧倒的に多いが、リストカットは女性の方が多い。それは
　　体で決着をつけて、気持ちにケリをつけられるのだと思う。
　上野　　コミュニティ能力も女性の方が高い。など話が続き。

[月間一覧］