＠池袋 東京芸術劇場プレイハウス(2014/5/9-11 3ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 大人3000円 こども（高校生以下）1000円
「リメディア」＋「ハンスはハイリ」セット券
大人4800円 こども（高校生以下）1800円
「リメディア」または「ハンスはハイリ」＋「夢見るための50の方法」セット券
大人2800円 こども（高校生以下）1350円
「リメディア」＋「ハンスはハイリ」＋「夢見るための50の方法」セット券
大人5200円 こども（高校生以下）2250円
構想・演出・舞台デザイン：ズィメルマン エ ド・ペロ
構成：ディミトリ・ド・ペロ 振付：マルタン・ズィメルマン
出演：
タレク・ハラビー、ディミトリ・ジュルド、ディミトリ・ド・ペロ、
ゲール・サンティスティヴァ、メリッサ・フォン・ヴェピー、
メティニー・ウォントラクーン、マルタン・ズィメルマン
2014/05/11(日)晴 1:03ｰ2:38PM(1'30)1F前方中央 客席1F9割（600人？）
客層：20才台後半〜30才台最多、未就学からベテランまで幅広く。女性過半数。
客入れ：1Fまんべんなく、2F2列40人ほど 折り込みチラシ少々 パンフ フェス
共通。物販なし。カーテンコール7回4分 4回目から手拍子上がり。
スイスの二人組カンパニー、主宰を含む7人作品。
舞台。下手でDJ・音響ブース。リミックスした音源、音楽を生演奏。ドアな枠が
いくつか。冒頭場面が終わると、正面壁大の四分割・箱部屋が出現。内部は
移動可能。
構成。溶暗、悪魔のような笑い声。足が木偶、木っ端人形な者達がうろうろ。
・ブレヒト幕な衝立をスライド、神出鬼没。
・赤い服の女性、軟体しごくゴム人間 箱やら入り込み。狂言回しおじさんが
段ボールを被せて捕まえようとするがするりと逃げ。動きにタメのなし。
・でました四分割の壁掛け部屋。狂言回しおじさんが自転車をこぐと大回転。
中の人は姿勢保持、隣室移動など。赤いゴム女が部屋に逃げ込む。
・ふらふらになりながら一同地上に降り、ユニゾンで床ダンス。アクロバティックに
リフト。
・回る部屋間を渡って走る、ぶつかる、しがみつく、壁によじ登る
・ハーイ、ワーオとアメリカンなおじさん。ほかのおじさん、ゴム人間はびっくり。
アハァ〜と声だしリズム、キレイに息を合わせ、アメリカンおじさん3人コーラス。
ユニゾンでダンス。一方、狂言回しおじさんは前方で片足机を二つ合わせて、
なんとか組み合わせようとする。
・コーリング・ユー♪。バッグをもった女性が箱部屋の外枠を渡り、棒にぶら下がり
アクロバティックに優雅に移動。
・箱部屋でヨガ教室。タオルを巻いた髭男、ブリーフ一つで住人を誘い、一部屋に
集め。メガネおじさんだけ仲間はずれ。変なポーズをやらせる、歌ったりとやり
たい放題。ヨガパワーで箱部屋が回り出す。
・バッグをもった女性と髭男が服を交換。上の部屋では上下対称の着ぐるみ。3人の
おじさんと赤いゴムがコンタクトダンス。部屋はガンガン早間で周り、宙つりと
なる人達。
・おじさん2人が対抗合戦。メガネおじさんは例によってつんぼ桟敷。
・男性のモノローグ、ダンス。コーリング・ユー♪。やがて、5人ユニゾンダンス。
ゾンビのよう、で行進。ぐるぐる周回すると部屋も回転。DJのターンテーブルに
椅子立て。緞帳が下がり、幕間から客席をみなで覗き。
惜しげもない奔放なパフォーミングアーツの盛り込み、豊かさをたっぷり堪能ねこ。
冒頭はティム・バートンかというホラー、木偶な動き、そこから狂言回しおじさんの
コミカルでマッドな小芝居、そして部屋ごと回す超アクロバティック。コミカルから
美麗まで動きもさまざま、ヨガシーンはローからハイまでそこら集大成。歌えば無駄
に？美しくて、美味しいおやつ。純ダンスのユニゾンも折々でいれて、逆に箸休めな
お楽しみ。などなど、かつて無い充足感が堪らず。再来日が今から待ち遠しいねこ。
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