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＠三軒茶屋 sancha teatretto(2014/7/3-13 15ステージ)
全席指定 前売：2500円 当日：2800円 平日マチネ割引2000円
前半割引2000円 7/3-7
作・演出：横田修 音響：中村光彩 チラシ写真：平地みどり
演出助手：中島悠子(多少、少女) 制作：タテヨコ企画制作部
製作：タテヨコ企画
出演：
久行しのぶ：柳沢(その屋の主 烏山川探検隊主宰)
郷本直也 ：室田(柳沢会社同僚)
向原徹 ：寺島（隊員）
舘智子 ：丸谷（同上 婚約者）
大塚あかね：橋本（柳沢の妹）
中島悠子？：漆原（隣家）
2014/07/03(木)雨 8:05ｰ9:02PM(57)入口より 客席満席（24人）
客層：20歳代中心女性８割。
客入れ:世田谷迷宮住宅街の新築ギャラリー。地図を見とかないと遭難可能性あり。
近くの十字路に案内を立てて親切。靴を脱いで入場。トイレは1箇所。壁際三方に
パイプ椅子。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。物販なし。
カーテンコールなし。お見送りあり。
住宅街のギャラリーこけら落とし公演。非劇場得意のタテヨコ企画にて。
舞台。ギャラリーをリビングに見立て。調度はなし。
お話。暗渠の水源を辿ったり、東京探検を趣味とするサークル。浮いた恋バナを
堅い主宰に仕掛けると思わぬ反応。そんな彼女を偶然？合流した会社同僚は優しい
視線を注ぐのだが。
甘くはないが優しい人情劇。何気ない会話から浮かぶ心傷、喪失感、そして抱えて
生きていく穏やかで哀しい日常。いつか王子様がと願う辛い現実と、白日夢のような
ラスト。演劇って素敵とも思わせる、誰もがなにかしら共感する掘り起こしにしんみり。
敷居は低いけど奥深い、重いけど悪戯に背負わせない、ウェルメイドなさじ加減の
旨さはさすが。笑いのまぶし方、空間の大きさも案配よく、心地良くみるねこ。
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