[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 同志社小劇場プロデュース公演「おーい、救けてくれ! Hello out there!」

 @京都 同志社大学新町キャンパス学生会館別館小ホール(2014/7/25-27 5ステージ)
 http://www.d-live.info/institution_guide/index.html
 無料公演(優先予約制)

 脚本:ウィリアム=サローヤン 演出:吉見拓馬 舞台監督:相馬啓介、藤井千尋
 (第三劇場) 照明:竹中眸 音響:葛原敦嘉 小道具:長南洸生 衣装:長南洸生
 宣伝美術:若林利佳 制作:吉見拓馬 https://twitter.com/Dshogeki
 出演:
 長南洪生 :若い男
 舩津丸葵 :少女
 渡辺光太郎:亭主
 藤井千尋(第三劇場):女房
 土谷凌太:男1
 難波健太:男2

 2014/7/27(日)小雨 11:06-11:56AM(50)前方より 客席7割(15人)
 客層:学生?中心。男性過半数。
 客入れ:フリースペースの1/3に客席。会場しばらく数人。ひな壇にパイプ椅子3列。
 声が綺麗な女性から諸注意。折り込みチラシ 数枚。パンフ 文庫サイズ 3ページ。
 アンケート用下敷きと鉛筆付き。物販なし。カーテンコールなし。

 アルパチーノが22歳の時主演した作品とか。
 舞台。平台に白い椅子1。上手に離れて小箪笥。牢屋の内外設定だけど、終幕後
 檻が投影されるまで具体的表現はなし。
 お話。不貞の罪で投獄された流れの若い青年。彼に惹かれた、まかないの若い女性
 との束の間の出会いと悲しい別れ。

 削がれてかちっと端正な演出、細かな表情付けがされたエモーショナルな演技。
 絶望と儚い希望が常にあり、若い俳優達が熱く演じることで、胸に一層迫るもの
 あり。モノローグする視線や表情が時折謎めくのは興味深し。絶望的な顛末に
 カーテンコールはなし。潔いし、芝居の余韻を大事にした演出で好感をもつねこ。

[月間一覧