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青山演劇フェスティバルSPECIAL 〜サヨナラの向こう側2014〜
＠渋谷 青山円形劇場(2014/11/14-24 13ステージ)
http://www.aoyama.org/
全指定 〜17日 5000円 当日5300円 Ｕ25 3000円 19日〜 5500円 当日5800円
Ｕ25 3500円
作・演出：谷賢一 美術：土岐研一 照明：吉枝康幸 音響：山本能久
衣裳：小川久美子 ヘアメイク：細倉明日歌 演出助手：村田鈴夢
舞台監督：鈴木拓 ドラマトゥルク：野村政之 宣伝美術：今城加奈子
制作：小野塚央 プロデュース：伊藤達哉 協力：DULL-COLORED POP
企画：テアトル・ド・アナール 主催：ゴーチ・ブラザーズ
提携：こどもの城 青山円形劇場 助成：アーツカウンシル東京（公益財団法人
東京都歴史文化財団）ACT_logo-01
出演：
南 果歩：オガタ
山本 亨：ヤナネ
一色洋平：タクミ
加治将樹：キド、ニハラ
古河耕史：ハリモト、ジョン
井上裕朗：カミヤマ、六本木
山崎 彬：エビス
2014/11/19(水)晴 2:06-4:11PM(2'04)ロビー側 客席6，7割(180?人)
客層：学生、20才代と中年層。女性7，8割。
客入れ：開演から山崎さんが客席温め。完全円形客席8ブロック。折り込みチラシ
厚め。パンフ A4 1枚。物販。パンフ A5 1200円 台本500円 セット割あり。
カーテンコール1回 名残の拍手続くも2回目なし。
谷賢一の劇団外企画。ベテラン俳優を起用しての新作。
舞台。完全円形、床に経済、時事用語がステンシル。無機空間にリアルラーメン屋台
が出現したりのお楽しみあり。
お話。2020年オリンピック後、ますます斜陽となった日本。高齢者増大、格差拡大し
貧苦にあえぐ人々とのデモが常体化。都内の街はシャッター通りとなり、スラム化。
勝ち組の証券ウーマン(南)が家出した息子(一色)を探し、別れたラーメン屋亭主
(山本）の店を訪ねるところから始まり。狂言回しのルンペン(山崎)が証券会社と
スラムの現場を時空を越えて往還、鏡映しながら「変わってしまった世界」と
「変わらない人間」を描いていく。
荒涼とした近未来、言葉を越えて肌で感じられる舞台とし。キレのいい演技と会話の
行きかい、狂言回し山崎さんらで笑いと毒をまぶすさじ加減も上々。完全円形での
そつが無く、効果的なステージングもさすが。荒野の中に厚情、南さん、山本さん
2人の昭和な人情芝居が素敵にかっこよく輝き。
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