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＠清澄白河 東京都現代美術館 企画展示室地下2階アトリウム(2014/12/13-14 2ステージ)
http://www.mot-art-museum.jp/
全自由 無料（当日有効の本展チケット要）
舞台監督：大田和司 音響：西川文章 映像オペレーター：松見拓也
映像中継：三ヶ尻敬悟 制作:ＮＰＯ法人ダンスボックス
企画：塚原悠也
出演：
松本雄吉
ジュン・グエン＝ハツシバ
垣尾優
2014/12/14(日）曇|みぞれ 6:09ｰ6:49PM(40)正面 客席満員（100人）
客層:20ｰ30才代中心にシニア層まで幅広く。男女半々。
客入れ:朝10時から整理券配布、早くも数人。終盤外へでるので荷物、コートは
手元にとお願いされ。開場時20人ほど。巨大な展示スペースの三方壁際にベンチ。
満席後、座布団桟敷追加。折り込みチラシ数枚。パンフ A4 3ページ。3公演分の
情報。物販なし。カーテンコールあったかな。
3月に神戸で行われたパフォーマンスの東京版。タイトル通り、海水に始まる趣向
なので、比較的近場が選ばれたよし。
舞台。正面壁大スクリーン。常時映像作品とライブ映像を東映。ビニールシート敷き
床のあちこちに金たらい18個。
趣向。東京湾から人間一人分の海水を汲み上げ、たらい間リレー：たらいまわしを
する。併せて参加者全員が選んだ容器に注ぎ、好きな場所においてもらい、支流に
見立てるというもの。
構成。・開場時間中、新木場で汲み上げた海水を自転車３台で美術館へ運ぶ、松本
さんとcontact gonzoの２人をライブ中継。30リットルは人間一人の水分量と同じ、
海水の成分もまたとＭＣ。松本さんはいつになくカラフルな服装。途中から、
雨？雪？が降る中到着。
・中央のたらいに注ぎ。虎マスクの垣尾さんが頭をつっこんで「飲み」、横転。
映像。海中を走る東南アジアな三輪自転車タクシー。
・次いでたらいに注ぎ。参加者に声かけして、4人ほどでたわい回し開始。
個々に注いでもらった容器を次々と床に起き。
・松本さんのテキスト朗読流れ。海水の成分。海流。追想。難民の数。輪廻転生を
信じて逝った友人女性のこと。
・たらいまわしと支流作りが続く間を「虎」は跋扈。
・松本さんから写メで大事な人に送って、返事をもらってくださいの声かけ。
・海水を戻しに近くに河へいく。居残って中継をみるもよしで、半数以上が自分の
容器をもって参加。松本さん先導で海へと続く川の橋上と護岸に分かれて注ぎ。
水遊びって楽しい、まずひさびさに。たらいまわしと分配、個々放流と儀式めき。
海水は地元由来、手を出す参加型でより親近。水からつながるミクロとマクロ、
人間と都市〜世界へと重ね広がり。そんな問いかけが味わい深く。海に始まり川に
返すという律儀さがまた素敵。
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