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＠静岡 舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」(2015/04/25-26 2ステージ)
http://www.spac.or.jp/
全自由 一般大人4100円 SPACの会会員割引3400円 ペア割引１名3600円
グループ割引3名以上で1名3200円 ゆうゆう割引満60歳以上3400円
大学・専門学生2000円 高校生以下1000円 障がい者2800円
全演目パスポート 一般17000円 SPACの会会員15000円
原作：フレードリヒ・デュレンマット 構成・演出：中島諒人
作詞：中島諒人 作曲・選曲：武中淳彦 歌唱：寺内智子 ピアノ演奏：石和田直子
舞台美術：中島諒人 美術製作：カミイケタクヤ
衣裳デザイン・製作：KiЯi、朝倉夕加里、安田茉耶 大道具製作：山本朋幸
小道具製作：大下志穂 照明：生田正 音響：原伸弘（オハラ企画）
舞台監督：岩崎健一郎 演出助手：辻口実里 制作：鳥の劇場
出演：
島田曜蔵[青年団]、中川玲奈、高橋等、
齊藤頼陽、中垣直久、橋口久男、村上里美、
葛岡由衣、長田大史、赤羽三郎、安田茉耶、武中淳彦、島巻睦美
2015/04/26(日)晴 2:04-4:09PM(2'04)中段中央 客席満席(120？人)
客層：学生〜じじばばまで、大人よりに町内会な幅の広さ。女性過半数。
客入れ：受付開演1時間前、芝生の庭(敷物貸与）、ベンチで待ち。20分弱のプレ
トークあり。開場は定時10分前。円弧状に段差をつけて椅子4列。中央が見やすいと
誘導。折り込みチラシそれなり ビニール袋入り。パンフ A4 1枚。
物販。ガイドブック500円 Tシャツ2000円他。カーテンコール2回1分。
鳥取の劇場付き劇団。野外劇で行われてきた演目の劇場公演。初見ねこ。
プレトーク。ストーリーを追うことを苦労はしない、でもあとで考えると哲学的な
俯瞰があることに気づく。「バビロン」由来。バビロン捕集ら歴史。直接によって
つくられた訳ではないがそんな背景として。宗教的なイメージがまとわりついた場所
として見て欲しい。「鳥の劇場」について。専属の劇団がある。小中学生向けに
小鳥の学校という演劇体験を行っている。町の図書館のように多角的な関わりあいの
ある活動を行ってきた。劇場という場で潜在する能力を掘り起こす、どこかで繋がっ
ていければと考えている。
舞台。素舞台に現代の道路標識ら持ちこみ。行き先は中東の。下手に首吊りロープを
下げたポール。正面、高い搬出入口に天の川投影。
お話。バビロンの王は貧困を無くすため、公務員として多くの人々を雇用。乞食を
無くそうとするが、アッキだけは受け入れない。そこに天使クルービが現れる。
彼女は「地球上でいちばんとるに足らない男」である乞食のもと差し向けられるはず
だったが勘違い。さらに天使の美しさは金と権力に支配されたバビロンの人々、王権
を揺り動かしてしまい。
アングラ劇趣向の風刺劇。無償の愛を得ようと、利己的欲望に走り、逆に遠ざけて
しまう愚かさ、悲しさ、滑稽さ。クッキリした滑舌と表情付け、ハイテンションで
迫る演技。人形ら多用したり、おもちゃ箱開帳の多彩、ハイスピード展開。
唐十郎芝居を彷彿とさせるラストや折々も心地良く。主役3人は強力、客演の青年団
島田さん、時に理不尽な神様ぶりを朗々と歌うように演じて魅了。
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