＠日暮里 d-倉庫(2015/8/2 1ステージ)
http://www.geocities.jp/azabubu/index_d
前売2500円(学生2200円) 当日2800円(学生2500円)
三回券6000円(学生5000円） 通し券13000円(学生11000円）
構成・演出・振付：岩淵多喜子 音楽：ストラビンスキー「The rite of spring」
(春の祭典） 演奏：ファジル・サイ 舞台監督：鈴木沙織 照明：久津美太地
音響：相川貴 写真：金子愛帆 主催：「ダンスがみたい！」実行委員会
出演：
小暮香帆、後藤海春、後藤ゆう、菅彩夏、永野沙紀、増田明日未、渡辺久美子
2015/08/02(日）猛暑 7:36-8:12PM(35）前方下手 客席満員(130人）
客層：20才代中心に女性7割。
客入れ:前売り完売、当日券あり。ミニ椅子1、雛壇に椅子8列。空席誘導あり。
折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。物販なし。カーテンコール2回1分。
春の祭典をお題にした気鋭のダンサー、チームの競演フェス。2012年初演作品。
舞台。素舞台。
構成。音楽はソロピアノ、おそらく弦を直接叩いたりの超演奏。シュミーズ姿の
女性達が虎の穴に放りこまれ、差別や疎外ら苦境に居る図。
・ハの字列び、一人前へ。互いに牽制しあいながら隙をついて床で寝ていく。
・大振り、ユニゾンと相入れない者達。やがて流れて。一人を囲んで押しくら。
・横飛び、パンチ。音楽高揚。前進しては倒れ、ては交代する繰り返し。一人の女が
打ってでて悶え苦しむ。混沌。
・銃撃されたように続々と倒れ、再び立つの繰り返し。
・いたわりあい。椅子取りゲームめき。
・一人の女＋２グループ。前面に居並ぶ。ドラマチックに哄笑しあがら踊る。
一人のこり、悶え。続々戻ってきて、ユニゾン。
・床に腰を落とし、客席側を向いて股を開き、さっと勢いよく閉じる。
ダイナミックなモブと個々人、ガツンとくるダンス。イタイケな少女の体で強かな
女性を覗かせ、油断ならずの緊迫感。犠牲を巡り、駆け引きと労りの混交する物語性
と、変化ある構成に引き込まれるねこ。
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