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 高橋萌登×菅尾なぎさ 単独デュオ公演「 0o。(スーパースリーパースリー)」

 @北千住 THEATRE1010稽古場1(2016/06/03-04 3ステージ)
 http://www.t1010.jp/html/guide/keiko.html
 全自由 前売3000円 学生2300円 当日3500円

 振付・構成・出演:高橋萌登、菅尾なぎさ 照明:しもだめぐみ 音響:泉田雄太
 宣伝美術:鈴木健太 宣伝映像:モッチャム 制作:瀧本麻璃英、Crackersboat
 協力:クリウィムバアニー、東京ELECTROCK STAIRS 主催:mtp

 2016/06/04(土)曇 5:06-6:09PM(1'03)入口側より 客席満員(38人)
 客層:10代、20才代と中年層。女性過半数。
 客入れ:整理券配布、開場時15人ほど。センターステージ、四方1列囲み。
 折り込みチラシ少々。チケットがステッカー。パンフ A4三つ折り袋とじ。
 物販。Tシャツ。カーテンコール1回。

 東京ELECTROCK STAIRS 高橋萌登企画公演。
 舞台。広くスクエア平床。対角でサマーベッド・パラソルと小ベット。場外の寝袋に
 小道具をしまい込み。
 構成。2人で過ごす休日の体。ピンクとブルーのチャイナパジャマ。
 ・まずガンガン、ついでデレッと。無音。床ダンス。前後追従歩行、ユニゾン。
  走って停止。エスニック、密教ムード。クラップ入れて。
 ・セミの音、夏の朝か午睡の午後かムード。2人睡眠。レイジーにヴァイオリン。
  高橋、起立。時報からの口ロロ風とハワイアン。菅尾、ベッドでサーフィン。
  目まぐるしく曲を切替ながら、ダンス連綿。打ち込み〜瞑想。菅尾、高橋の下を
  ズリ落とすと、いちごパンツ。ついで、兎耳のかぶりもの装着され。
 ・高橋、かぶり物とり。ユニゾン。高速ロール、手振り混じり。
 ・菅尾、うまい棒を道々置きながら場外。餌に釣られて辿る高橋。パンツの中に
  しまい込み、と空から多量に振ってくる。拾ってる間に菅尾ソロ。ガンガン。
  菅尾、ネットを被せて高橋を捕獲。高橋はベッドで陣地をつくり、菅尾めがけて
  うまい棒を投擲。これをバットで打ち返す。菅尾、寝て後去る。高橋うまい棒を
  拾い、キャンドルを中に置き、井形に組んでキャンプファイヤー。夜になる。
 ・菅尾はベッドで寝る。高橋は2Fにあがり、うまい棒を餌にお客を釣ろうとする
  (とってもらったのをプレゼント)。高橋、キャンプの後片付け。
 ・スクエアの内と外に別れてソロ。合流してデュオ。菅尾の後を附いていく高橋。
  高橋ソロ、緩急でヒップホップとコンテンテンポラリー。
 ・床にスポット2。毛皮、山羊頭に足3のかぶり物が降下。被ってくねくねし。
  明滅する明かり、ガンガン。ロール混じりにデュオ。背中合わせで静止。
  かぶり物を小脇に抱えて、袂を分かち退場。

 クール顔の菅尾さんを慕って止まぬ高橋さんなムードを醸しつつ、協調すれど融和
 せずと際立つ2人。休日に寝て起きて、ごろごろしたり、とりどり行動、時々悪戯
 したりの図。曲を目まぐるしく変えて挑戦的な純ダンスをメインに、遊ぶ時間を
 いれて、面白く構成。小芝居で変に停滞させることもなく、緩急ノンストップの
 一連を楽しむねこ。

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