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 大駱駝艦 天賦典式「パラダイス」

 @三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2016/06/30-07/03 5ステージ)
 https://setagaya-pt.jp/
 S席(1F・2F全席指定) 前売4500円 当日5000円
 世田谷パブリックシアター友の会4300円
 せたがやアーツカード割引(世田谷区民対象)4400円
 A席(3F整理番号付自由席)前売3000円 当日3500円

 演出・振鋳:麿赤兒 音楽: 土井啓輔 ジェフ・ミルズ 衣裳:堂本教子
 美術:安部田保彦 舞台監督:中原和彦 音響:久保勇介 制作:山本良
 プロデューサー:新船洋子 主催:キャメルアーツ株式会社
 提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター 後援:世田谷区
 制作協力:大駱駝艦 宣伝協力:株式会社ポスターハリスカンパニー
 協力:AaT Room cozfish 株式会社アイネット
 【鋳態】 麿 赤兒、村松卓矢、田村一行、松田篤史、塩谷智司、湯山大一郎、
 若羽幸平、小田直哉、阿目虎南、金 能弘、宮本正也、坂詰健太、
 我妻恵美子、高桑晶子、鉾久奈緒美、藤本梓、梁 鐘譽、伊藤おらん、齋門由奈、
 岡本 彩、谷口 舞

 2016/06/30(木)晴 7:35-9:06PM(1'25)1F中段上手 客席9割(550?人)
 客層:大人中心に幅広く。男女半々。
 客入れ:最前F列。折り込みチラシそれなり。パンフ。読む舞踏誌「をどる」配布。
 物販。ポスター500円ほか。カーテンコール3回5分。

 新作。
 舞台。分割された壁装置で囲われ。
 構成。明転。中央に白塗りのモブ。屈むと中央に鎖で四方から繋がれた麿。
 モブと麿の引く引かれる関係。外してくねくねし。叫ぶ。
 一転、アンリルソー画背景。体にヘビを巻き付けた男2が、ペアダンスと絡む
 ダンスを傍観。リンゴを喰らって…と神話絡み。ビートが入ってダンサブルな音楽
 ローラスケートの若者な男女をオーディエンスが囃し立て。騒ぎ〜マネキン化。
 赤い花が降る中、麿ソロ。背景でヘビな2人のコートが吊り上げられる。ヘビ高笑、
 モブダンス。若者達がどくろ顔に。花を咥えて蘇る。無音。麿は再び鎖に繋がれ。
 モブ集まり、叫ぶ。背景に青い惑星。一同笑い、ホワイトアウト。麿は置いてきぼり
 ブツブツ文句言い。ロングドレスの女と腰布だけの男達が現れる。

 アートな造形から離れて、キャラ立てして物語めき。暗黒舞踏な重さなく、ポップと
 はいかないが、褪めた味わいで新鮮。不思議も親近感わくという不思議。

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