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 第3回東京ミドルシアター・フェスティバル「国際演劇祭 イプセンの現在」
 地点「ヘッダ・ガブラー」

 @東池袋 あうるすぽっと(2016/11/22-23 2ステージ)
 http://www.owlspot.jp/
 全指定 一般 前売4500円 当日5500円 学生 前売3000円
 豊島区民割引4000円 4演目セット券11000円

 作:ヘンリック・イプセン 演出・構成:三浦基 翻訳:毛利三彌
 美術:杉山至 照明:藤原康弘 音響:堂岡俊弘 衣裳:コレット・ウシャール
 舞台監督:大鹿展明 宣伝美術:松本久木 制作:田嶋結菜
 主催:特定非営利活動法人 舞台21
 出演:
 小河原康二:イェルゲン・テスマン
 安部聡子:ヘッダ・テスマン
 窪田史恵:エルヴステード夫人
 石田大 :判事ブラック
 小林洋平:エイシルト・レェーヴボルグ
 河野早紀:おなかの大きな女
 
 2016/11/22(火)晴 7:03-8:12PM(1'07)後方上手 客席6割(150人?)
 客層:大人客席、中高年結構、男性過半数。
 客入れ:最前D列。折り込みチラシそれなり。パンフ フェス共通 A4変形。
 物販。未確認。カーテンコール2回1分。

 イプセン作品は初とか。
 舞台。とりどりの椅子6つを横並び。背後では照明バトンを低く下げ。
 お話。平々凡々とした結婚に案じた美女ヘッダ。酒で身を持ち崩した昔の恋人が
 今は人気作家になっていることが許せない。罠に掛けて失意のどん底に落とし、
 自殺へと導き。裏で糸を引いたことが発覚、弱みを判事に握られたと知ったヘッダは
 服従を望まず、自死してしまう。
 
 分裂分断したテキスト、繰り返す台詞。ほぼ椅子に固定された一同が見下ろす、
 ジャンキーとおどけたように彷徨うレェーヴボルグ。愚かさ、滑稽さが先立ち、
 暴力性と哀しさがマスクされる。揺るぎなく反復する、ヘッダ・安部聡子が強烈、
 そして美しい。ほよーと見惚れるねこ。

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