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 ディレクターグ42 岡田利規 短編小説選「女優の魂」「続・女優の魂」

 @小竹向原 アトリエ春風舎(2016/11/23-27 6ステージ)
 全自由 予約・当日共一般2500円 学生2000円

 原作:岡田利規 演出:マ・ドゥヨン 翻訳・ドラマターグ:イ・ホンイ
 舞台デザイン:ソ・ジヨン(第12言語演劇スタジオ)
 照明デザイン:ノ・ミョンジュン(劇団青年団[韓国])
 衣裳デザイン:キム・ミナ(劇団月の国椿の花)
 企画、広報:ナ・ヒギョン(劇団月の国椿の花)
 制作:木元太郎(こまばアゴラ劇場) 企画制作:ディレクターグ42、
 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
 出演:
 チョ・アラ
 イ・サンホン

 声の出演:佐藤誠(青年団・東京デスロック・渡辺源四郎商店)

 2016/11/27(日)曇 2:02-3:39PM(46/51)前方中央 客席満員(35人?)
 客層:20-30才代と中年層。女性過半数。
 客入れ:入場時6人。鰻の寝床客席、長辺壁際に2,3列。折り込みチラシそれなり。
 パンフ A4 1枚。物販なし。カーテンコール2回1分。

 旧作「女優の魂」の韓国語版と、書き下ろし続編の連続上演。ディレクターグ42の
 初日本公演とか。
 舞台。上手真っ白、下手真っ黒のツートーン。上手壁は紙がタイル状に貼られ、
 風にそよぎ。下手壁は黒板、ファーストフード店らの光景が描かれ。美術家でもある
 演出、ポップアートなフィギュアを置き。開演前からトリの鳴き声ら環境?音添え。

 お話。同僚の妬みをかい、殺されてしまった新進気鋭女優の没後追想語り。続編は
 自死したアーティストわかやま君とのあの世での再開、そして女優にまつわるあれ
 これ持論展開(精度出す系とオーラをまとった系、劇場の大きさと芝居のこと
 とか)。

 活き活きしたチャーミングな俳優を見てるだけで楽しい一幕(二幕か)。情熱と
 そして愛嬌あるのがなにより。空間表現がシンプルでクリア、おしゃれだし。
 俳優をよく浮きだたせて○。続編は演劇の実践にまつわる岡田持論が訥々と
 語られ。一般向きではなけれど、演劇ファンには頷けるところあり。

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