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 千葉大学演劇部 劇団個人主義 イチロク 16公演「近代能楽集 道成寺/弱法師」

 @新宿三丁目 新宿眼科画廊スペース地下(2017/08/25-28 6ステージ)
 https://www.gankagarou.com/
 全自由 前売1800円 当日2000 円 高校生以下前売・当日1000 円

 作:三島由紀夫 演出:石塚晴日 舞台監督・宣伝:高石卓実
 舞台美術:三木駿、吉田大翼 照明:小菅泰和、塚原舞
 作曲・演奏:坂上葉、ウルマカオル 宣伝美術:劉明恵
 衣装:熊野美幸、石塚晴日 制作;石川和犬、千秋瑳和子
 HP制作:崎山紗己 協力:大西玲子、千田実(CHIDA OFFICE)、
 関美能留(三条会主宰劇団個人主義OB)
 https://twitter.com/kojinism
 出演:
 ●「道成寺」
 渡辺岳梓:主人
 熊野美幸:清子
 A−E
 管理人

 ●「弱法師」
 石川和犬:俊徳
 渡辺岳梓:川島
 熊野美幸:川島夫人
 高石卓実:高安
 佐藤鈴奈:高安夫人
 千秋瑳和子:桜間級子

 演奏 FI.&Pf.坂上葉 Gt.ウルマカオル

 参考 ○プロ
 ○「葵上」
 熊野美幸:六条康子
 高石卓実:若林光
 千秋瑳和子:葵
 佐藤鈴奈:看護婦

 ○「卒塔婆小町」
 石塚晴日:老婆
 三木駿:詩人
 金田樹:男
 佐藤鈴奈:女
 男A-C
 女A-C
 渡辺岳梓:巡査

 2017/08/27(日)晴 6:03-7:18PM(1'15)前方上手 客席ほぼ満員(35人)
 客層:学生と大人。女性過半数。
 客入れ:折り込みチラシ数枚。パンフ A5 3ページ。物販なし。
 カーテンコール1回。

 舞台。斜に置かれた平台を前後。奥にアップライトピアノ。丸椅子が中と壁際。
 お話。道成寺。部屋ほどもある巨大な意匠箪笥のオークション。値が上がる中、
 若い娘は3000円に固守。訳を聞けば事件に由来するものという。
 弱法師。家庭裁判所。戦争で視力を失った青年の実の親が見つかり、今後のことが
 争われている。

 三島の文体を増強する、圧の強い役者と演出の魅力。細部まで緊迫の糸を緩めずに
 表して見応えあり。もっとほぐれてもと思うとこあれば、なかなか。機会があれば
 また観てみたいねこ。

 アフタトーク 7:19-8:01(42)8割居残り
 関美能留[三条会]、石塚晴日

 関 面白いし羨ましい。俳優は台詞を良く、原作のイメージがひろがる。
  昔の演劇部と重なると、問いながらの昔話。
 石塚 (喪服を着ているのは?)直感で。
 関 若狭ゆえの着想。弱法師、誰にも愛されるのは死者故の喪服かと思った。
  演出でもっとやってもいいと思う。
 石塚(三島を選んだわけ)いくつか読んでエネルギが立ち上る感じがした。
 関 人間味があるも追いつけない。20代、30代で書いたと知った時びっくりした。

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