@池袋 東京芸術劇場 シアターイースト(2018/01/13-02/04 26ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全指定 一般6500円 65歳以上5500円 25歳以下3000円 高校生以下1000円
作:唐十郎 演出:福原充則[ピチチ5]
舞台美術:稲田美智子 照明:斎藤真一郎 音響:高塩顕 衣裳:高木阿友子
ヘアメイク:大宝みゆき 演出助手:相田剛志 舞台監督:小野哲史
劇中歌作曲:田山雅充 宣伝美術:永瀬祐一
協力:大鶴美和子、市来邦比古、新宿梁山泊 企画協力:劇団唐組、徳永京子、
渡辺弘 プロデューサー:内藤美奈子、古田直美 制作デスク:黒田忍
企画制作:東京芸術劇場 主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
東京都/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都
平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業j
出演:
寺島しのぶ:いちよ、もろは
柄本佑:アキヨシ
玉置玲央:かじか
川面千晶:千賀
三土幸敏:医師
和田瑠子:女
池田鉄洋:殿
田口トモロヲ:大貫
2018/01/18(木)晴 7:00-9:31PM(61/休15/74)中段中央 客席7割(180?人)
客層:20-30才代と中年層で大人より。男女半々。
客入れ:4列、通路、6,7列で後方に空席。最前列へは自分の身は自分で守るビニール
配布。結構スプラッシュ。折り込みチラシ厚め。パンフ A4両面。物販。パンフ A5
1000円ほか。カーテンコール2回1分。
82年初演作。唐組再演(98,99,2016)、シアター1010(2006)、東京乾電池(2009)、
平原演劇祭(2014,2015)とみたねこ、劇場で見るのは久々。
舞台。横に広い古びたアパートの内外。上手にトタン壁の共同トイレ。上手中央〜
下手に部屋内。客席側上下の電信柱で高台と知られ。中央に窓、下手よりにシンク、
箪笥。
お話。キャバレーの女・いちよの部屋に通う、サラリーマン・アキヨシ。彼はいちよ
とうり二つの姉・もろはを慕い、いわば三角関係。香気と毒を放つ、秘密の花園に
囚われ、現実と妄想は境界を無くしていく。
台詞じっくり、勢いやムードに任せず、我に走らずに唐戯曲を愛を持って上演。
音楽が大目、殿の台詞とか追加。寺島しのぶの健気さと残酷の二面合体感、
柄本佑の優柔不断に揺れる感が、戯曲の人物をプレーンに表して好感。
玉置玲央の沸き立つ、キテル身体が素敵、唐組にでてほしいですねこ。無為無言も
強烈な生ける人形・和田瑠子もまた。後半の暴風雨場面はわんさか、スタッフは
ご苦労様なり。
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