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＠三軒茶屋 シアタートラム（2020/01/24-02/09 18ステージ）
全指定8000円
作：唐十郎 演出：杉原邦生
美術：杉原邦生 照明：齋藤茂男 音楽：国広和毅 音響：鈴木三枝子
衣裳：山下和美 ヘアメイク：小林雄美 ドラマトゥルク：稲垣貴俊
演出助手：神野真理亜 舞台監督：田中政秀
制作：米田基 票券：熊谷由子
プロデューサー：佐藤政治 安部菜穂子 鳥居紀彦 笛木園子（fuetree）
エグゼクティブプロデューサー：山本又一朗
主催：トライストーン・エンタテイメント、トライストーン・パブリッシング
提携：公益財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区
http://tristone.co.jp/shojyo/
出演：
若村麻由美：春日野八千代
木﨑ゆりあ：少女貝
大西多摩恵：老婆
大堀こういち：ボーイ主任
井澤勇貴：ボーイ
水瀬慧人：ボーイ
武谷公雄：腹話術師
森田真和：人形
田中佑弥：水飲みの男
2020/01/31（金）7:00-8:40PM(1'39)中段上手 客席ほぼ満員(220人）
客層：大人中心、年齢層高め。男性過半数。
客入れ：B列最前。折り込みチラシ厚め。パンフなし。物販。パンフ 1000円。
扇田昭彦さんの文章沢山。カーテンコール2回1分。
舞台。公演仕込み中劇場の体。テーブルと椅子ら調度類は布が掛けられ。
上手にカウンター、手前に水飲み場、下手にテーブルと椅子、「喫茶肉体」場面から
黒い仕切壁を中程に下ろして設営。壁中央に火山と蠅の絵面。
お話。時々刈り込みは感じるけど、原作通り。
劇の劇、物語の中の虚実を「劇場」を活かして前面に。冒頭、老婆の有名曲は
浄瑠璃アレンジ、劇中ダンスは少年アイドルノリら、KUNIOらしさ。衣装はレザー
タッチのビザールで強度増し。時代を感じさせる台詞あまりなく、春日野中心の
時空越え世界に没入した印象。猥雑でいて詩的な力強い台詞をよく伝えてて、
素敵と思うねこ。
春日野役・若村さん。別人かという春日野ぶり、紅テントで観たい！。
少女役・木﨑さん。下品にならないバランス。老婆役・大西さん、演劇職人。
腹話術師役・武谷さん。も演劇職人。人形役・森田さん。かつてない実在感ある
人形ぶり。チーフ役・大堀さん。強面を活かし、もうちと愛嬌ほしいところ。
水飲み青年役・田中さん。きっちりサラリーマンな演技で意表をつく存在感。
トーク 8:45-9:04PM(19）ほぼ居残り
木﨑ゆりあ、大西多摩恵、大堀こういち、武谷公雄、森田真和、田中佑弥
ステージ衣装でそれっぽいからと武谷さんが司会を買ってでる。どういうことを
思いながら稽古、演じているか。
森田 人形に徹する（最初は人形だったのが、KUNIOの希望で森田さんが演じること
になったとか。）
田中 台本を読んでもわからない、稽古場で話し合いながら（KUNIOの以降で、
時代がわかる台詞、B29とかはカットしていった。歴代の水飲み男な中で一番
しっかりしている。）。
大西 なにも知らずに、そのままな役、知らなければよかったと思ったり
（台本にものすごく書き込み。宝物の絶版の文庫本を持ち歩いている）。
大堀 人差し指の包帯がどう考えてもわからない。一昨日唐さんが見に来られたが、
聞けばよかった。おおかたの舞台はこんなものと知られるが、着地点がわからない
毎回終わると疲れる。
大武 8才の時朝ドラで若村さんをなんてキレイな人だろうと。会ってみると
気さくな人。でも、今回舞台では全く絡まない。
（今回のKUNIO演出はどうか）森田 今回はキャストとよくしゃべっている、
話したことを取り入れている。
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