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＠下北沢 ザ・スズナリ(2020/09/11-22 12ステージ)
全指定 前売・当日4900円 早割4500円 29歳以下3000円
作・演出：福原充則 美術：片平圭衣子 照明：河上賢一 音響：高塩 顕
衣裳：髙木阿友子 演出助手：入倉麻美 舞台監督：西廣 奏
宣伝美術：キノヨンタ 宣伝写真：露木聡子 制作：笠原健一 主催：東京No.1親子
出演：
安藤聖 ：吉貫佐恵、メガネの女２
村上航 ：沈丁花、半被の女３、糠岡、自警団、江古田恭作
喜多村千尋：半被の女、メガネの女、高梨、イサベラ
佐藤銀平 ：中田一政、半被の女２、氏田、万田、藤巻、アフリカ・バンバータ
佐藤Ｂ作 ：中田政雄、涼花
中村まこと(声)：ヤマシタ
2020/09/10(金)晴 7:05-8:48PM(1'43)前方上手 客席ほぼ満員(70人)
客層：おじさんとおばさん、その下の3世代。男性過半数。
客入れ：感染対策。スズナリ標準。織り込みパンフ A4 4ページ。通販グッズ多数
銀平さんからPR。カーテンコール2回。
佐藤親子主催、1回目に続き、福原充則 書き下ろし作上演。
舞台。公園にあるコンクリ床場所。門型の柱を左右に移動して場転とか。
お話。利権を握る政治家が王様な地方都市。スポイルされて久しい業者社長（B作）は
復活を望むが叶わず、今日は王の祭で名誉挽回を狙う。惨めな親を救おうとやって
くる息子、悪徳に嫌気指す王の娘らの望みも絡んでいき。
荒くれと詩情の交錯、ネガティブ・ポジティブの魔力、福原充則ロマンティシズムに
酔っちゃうよねこ。1人多役にもメタな型破りな仕掛けあり。それを露わにする
自由さで、不自由な人々の心境を強烈に描く。哀しいのに快感、堪らないねこ。
個性派キャラが大活躍。村上航さんが猫のホテル以上の怪演。佐藤B作さんの
どうしても滲み出るものが凄い。ネタバレ禁止、中村まことさんのキャラが不思議で
素敵。スピンオフをつくってほしいねこ。
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