＠荻窪 カラス・アパラタス(2020/11/12-23 8ステージ)
全自由 一般 予約3500円 当日4000円 学生2500円
演出・照明：勅使川原三郎
出演：佐東利穂子 勅使川原三郎
2020/11/15（日）晴 4:09-5:19PM（60/10）後方より 客席9割（20人）
客層：3世代。男女半々。
客入れ：感染対策。検温、足マット、手指消毒。客席4列、ゆったり配置。
カーテンコール3回。アフタートーク。自分より大きなものに想像力を掻き立て
られる。意味では無く冒険、出会い。佐藤。知っている曲と新しい出会い、体験が
日々ある。
架空の女流詩人の詩編「ビリティスの歌」へ、ドビュッシーが朗読伴奏として
作曲したとか。
構成。横たわる勅使川原。衣装は全身黒レース、柄は？。手を上げてゆるやかに
起き上がる。一転、赤ワイン色の空間。白ワンピースの佐藤は漂うように。
「ビリティスの歌」、囁くような佐藤の朗読。影のように、勅使川原が背後に。
一転ブルー、上手による佐藤。潮騒。影のような勅使川原が行き過ぎる。
泉の音。ブルー照明の中、あわい矩形の中、横たわる勅使川原。
早間に激しさを増す双方のダンス。冒頭の場面へ、横たわる勅使川原を見つける
佐藤、傍らに寄り添い横たわり。正面、反対方向へすれ違う2人、その手は刹那
ふれ合う。
シアトリカルな演出が加わり、男と女か牧神と妖精かの、儚く美しい絵柄に
官能を増し添え。佐藤さんの香りのようなダンスが陶酔を誘い。持ち前の囁き声が
ムーディ。対して勅使川原さんが荒々しく、妖しく、重なり。ドキドキさせられる
ねこ。
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