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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2021/06/03-08 2×5ステージ)
全自由一般2500円
翻案・演出：三浦雨林[隣屋／青年団]
原作：ソポクレス「オイディプス」「コロノスのオイディプス」「アンティゴネー」
（Storr Francis 訳 “Oedipus the King” “Oedipus at Colonus” “Antigone”
より日本語台本に構成 ）
美術・照明：椎橋蘭奈 衣装：永瀬泰生（隣屋）舞台監督：鐘築隼
映像アドバイザー：稲川悟史 制作：谷陽歩[隣屋]、山口敦子
出演 *映像出演のみ：
永瀬泰生[隣屋]：オイディプス（現テーバイ王）
川隅奈保子[青年団]*：イオカステ（故ライオスの妻、現オイディプスの妻）
矢部祥太*：クレオン（イオカステの弟）
松橋和也[青年団]*：コロス（市民たち）
宮本悠加*：神託
テイレシアス（盲目の予言者）
2021/06/03(木)曇 6:30-7:29PM(59)主に観客席 客席満員？(10人)
客層：20-30才代中心に2世代。男性過半数。
客入れ：ロビーで案内書きをもとに諸注意。終了次第入場。時間中、3Fから退場
可能。再入場がどうかは不明。セルフで荷物預かりあり。当日パンフ クレジット、
原作あらすじ、配役、相関図、ご案内の3枚。終演時間になると2Fが開いて、
声かけあり。
回遊式作品、登場人物が観た景色とモノローグ音声のモニタ展示、舞台面でタイトル
ロールの実演上演。3Fの「神託」はエレベータで移動要。時間割は開始20分後から
実演上演30分ほど。
お話背景。古代テーバイ。放浪の王子・オイディプスはスフィンクスの謎を解いて、
テーバイの王となる。亡くなった先王の后・イオカステを妻とする。後、悲劇を絵に
描いたような真実を知り苦悩、自ら破滅への道を選ぶこととなる。
原作の感染症、ケガレが現代のコロナ禍、放射能汚染を取り巻く事情と重なり。
ビニールの美術、防護な衣装、汚れの表現らも判りやすく。なのでキレイな自然
映像がちと痛い。ほぼ登場人物毎のモニタは同時併走するので、全部を見ることは
できず。実演舞台の隅で水滴演出あり、ラストの沈黙の表現で効果。
イオカステの川隅さん、豊かな声の演技に嬉しい驚き。オイディプスの永瀬さん、
押し出し強くて「ギリシャ悲劇」感ましまし。
意図は伺え知られるし、個々の映像、役者達もみせるけど、こちらの補完ができて
ないので間が埋められず、楽しさより忍耐が勝ってしまった印象あり。
→コロノスのオイディプス
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