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＠大塚 南大塚ホール ＠オンライン配信 ソーシャル・アジア・シアター
（2021/10/06-08 3ステージ）無料(要予約）
ディレクションチーム：ジェームズ・ハーヴェイ・エストラーダ（フィリピン）、
Aokid（日本）、額田大志[ヌトミック]（日本）
パフォーマー：バニー・カダッグ（フィリピン）、ロビ・ルスディアナ（インドネシア）、
山中芽衣（日本）
演出助手： ウラップ、清家 愛 オンラインテクニカルディレクター：イトウユウヤ
オンラインテクニカルアシスタントディレクター：松橋百葉、古谷優樹、山田響己
舞台監督：浦弘毅（ステージワークURAK）演出部：佐藤幸美（ステージワーク URAK）、
中井尋央 （ステージワークURAK）照明デザイン：上田剛（株式会社 流）
照明アドバイス：山下恵美（株式会社 流） 音響：和田匡史 音響補佐：若林なつみ
デジタル美術・アニメーション：たかくらかずき[範宙遊泳]
映像：和久井幸一 美術制作：清水美帆、渡邊織音、Aokid 美術補佐：野田夢乃、
植田晴帆 衣裳デザイン：清水美帆、Aokid 衣裳制作：清水美帆
日英通訳：水野響 字幕オペレーション：甲斐美奈寿
制作：植松侑子（合同会社syuz’gen）、武田侑子
主催：東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、
公益財団法人東京都歴史文化財団（東京芸術劇場・アーツカウンシル東京）〕
令和３年度文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業
登場人物：
イグメ：ヤギ飼いの青年
イーナ：イグメが飼っている白ヤギ
タルタロス：ひとつ目の子ヤギ（イーナの子ども）
ニハン：イグメの友人でヤギ飼い。
アリシア：二ハンが世話をしている雌ヤギ。
アンテ：ヒーラー、予言者（アンテの光る魔法の石は、アンテの葬儀でイグメの手に
渡る。石を手にしたイグメは再び歌の能力を取り戻す。）
町の長 アマット：ある秘密を持っているバヤナンダモの町の指導者
町議会の議員：アマットが敷いた条例・命令などを実行する役割を担う
牧場主：イグメと二ハンの雇い主。
兵士：国民たちを導く
アマティスト：バヤナンダモの町民たち（オンラインの観客たち）
2021/10/07(木)晴 6:59-8:32PM(1'32)前方下手 客席5割(25人)
客層：学生、20-30才代女性中心に幅広く。オンラインは子供らも。
客入れ：開場時7，8人。中央ブロックのみ使用。完全1席空け。空席はブルーの
ビニールを掛けて海原ムード。当日パンフ A4 3ページ。開演前から楽屋廊下など
踊る山中芽衣さんら中継。カーテンコール1回。
APAF2020のワークインプログレスを経ての本公演。実演舞台をオフライン観劇と
オンライン参加する国際コラボ企画。
舞台。中央に紙工作集合体の島。中央大スクリーンにZOOM参加者投影。上手に
額田さんのドラムセット小屋。下手に紙工作の巨木。
お話・趣向。一つ目の山羊が不幸をもたらすの言葉を最後になくなった予言者の
言葉を信じ、妊娠中の山羊虐殺を命じる圧制者アンテ。アジアの現実を元にした
寓話を、観客が国民役でオンライン参加しながら物語り。そこに自由の象徴な
「ダチョウ」が縦横無尽に走り回る。
よく判らないとこあったけど、面白く意欲的な公演。自由/不自由とはなにかを
強制ディレクションの参加で体感。描く、食べる、踊るとボーと傍観してられない
型破りなオンライン参加。なんなんですかな困惑も呑み込んでしまうノリの良さ。
実演舞台でのダンス、人形劇、音楽らの多彩さと、オンライン海外アーティストの
アクの濃い演技のハイブリッド。キレイに整えない、流さない表現のエネルギーが
凄い。アマット役の方、ホイミーベースの声の演技が圧巻。タルタロス出産シーン、
妊婦役の方、常軌を逸してる熱演。「ダチョウ」の颯爽とした走り、スマートな脚に
ほよよ。Aokidさん、進行ともご苦労様。
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