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＠赤坂見附 赤坂RED/THEATER(2022/01/22-30 12ステージ)
全指定 前売・当日共 一般5000円 学生3500円 割引回4000円
作・演出：古川貴義[箱庭円舞曲] 美術：根来美咲
照明：鷲崎淳一郎(Lighting union) 音響：樋口亜弓 舞台監督：福元大介
演出助手：村野玲子 舞台写真：宮本雅通 宣伝美術：阿部克彦(ABEZO)
制作協力：岩間麻衣子(大人の麦茶) 企画製作：トローチ
出演：
辻親八：山野辺裕一(受験予備校 施設管理課シニア採用）、鶴岡紀夫(予備校生(回想））
東地宏樹：常松泰徳（受験予備校 事務局 管理職）
桐本拓哉：斎藤修治（受験予備校 チューター）
小林さやか[青年座]：鷹左右美登利(受験予備校 総務 元英語講師）
山口雅義：古田宗尊(ベテラン派遣講師 現代国語）
有馬自由：猿渡誠一郎（受験予備校 総務 元数学講師）
比佐一平：湯田充（山野辺の上司）
中村中 ：越尾すみれ（運営親会社スタッフ）
菊池美里：桐生可南子（受験予備校 事務局）
柿丸美智恵：鶴岡マリ（紀夫の母）
2022/01/26(水)晴 7:05-9:00PM(1'53)前方中央 客席6割？(60人？)
客層：大人より2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。最前D列、前方集中。当日パンフ A5 3ページ。
物販。戯曲2000円 Tシャツ。カーテンコール2回2分。
昨年4月の緊急事態宣言前日の公演中止決定から、1年10ヶ月ぶりでの上演とか。
マスクや手洗い、換気はしてないけど、リモートをせざるを得ない非定常設定にて。
舞台。予備校講師 休憩・会議室。大きめのテーブル。ハイバックの椅子3、ボロ椅子3。
上手ドアが教室ら、下手ドアは勝手口。ホワイトボード、シンクと珈琲ポット、
正面キャビネットに赤本、ファイル、辞書類。
お話。受験予備校、生徒数が減り、生涯学習事業に株を奪われようかという時勢。
講師、社員の家族に仕事ぶりをみてもらおうの恒例ファミリーディの打ち合わせ。
元講師、今椅子の肥やしなスタッフはもとよりやる気なく、こなし仕事のココロ。
そこにシニア採用の新人65歳がそれでいいのか異議を唱え、あるべき姿を提案して
きて一波乱。何かをしそうな熱気で重なる記憶はあいつ、一人のダメ予備校生の
ことで。
凪いだ海、現状維持の袋小路の人生に少しの追い風が吹く舞台。変わりたい、留まり
たい それぞれを等しく認めて、厳しくも優しい後押しをする言葉とドラマが交わ
され。なにかしらのギフトがあって、ほっこりするねこ。さまざまな立場と事情が
ある人達を踏み込みすぎず、内側を浮かばせる巧いさじ加減。個性と愛嬌ある
役者さんがよく応えてて楽しく、味わいあり。
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