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 艶∞ポリス第12回公演「恥ずかしくない人生」

 @新宿 新宿シアタートップス(2023/01/07-15 11ステージ)1/7〜8m中止
 全指定 前売・当日5500円 年始割 4500円

 作・演出:岸本鮎佳 音楽:カワイヒデヒロ 舞台美術:門馬雄太郎
 音響:古川直幸 照明:宮崎絵美子 衣装:首藤和香子 演出助手:和田沙緒理
 舞台監督:土居 歩、岩狭 舜 アンダースタディ:吉野めぐみ
 ラップ指導:上鈴木兄弟(P.O.P) 映像・撮影:Nomadic TOKYO & Co.
 宣伝美術:三ツ橋勇二 宣伝写真:井上桂佑 広報協力:古堅瑞希
 制作補佐:相馬里咲 制作協力:菅野佐知子(劇団チョコレートケーキ)、
 塩田友克 企画・製作:艶∞ポリス
 出演:
 関絵里子1/10〜15 異儀田夏葉1/8s,9(今藤洋子休演代役):真山カヲル子(留置担当官 部長)

 岸本點佳:尾保紙子 おまた かみこ(留置担当官)
 アサヌマ理紗:津田好実 つだ このみ(留置担当官)
 里内伽奈:新保寿々音 しんぼ すずね(留置担当官 若手)

 奥村佳代:栃木天使/54番 とちぎ えんじぇる(留置中)
 小林きな子:牧村 叶/29番 まきむら かなえ(留置中)
 加藤美佐江:梶 三美子/33番 かじみみこ(留置中)
 徳橋みのり:鳴川志摩子/10番 しまかわ しまこ(留置中)
 吉野めぐみ:女/4番(留置中)

 板垣雄亮:谷 和馬 たに かずま(留置所 副所長)
 近江谷太朗:牧村秀樹 まきむら ひでき(叶の夫 自称芸術家)

 2023/01/10(火)晴 7:33-9:08PM(1'35)最前方 客席8割(80人)
 客層:20-30才台男女とベテラン男性。男性過半数。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒。B列最前 10列。客入れ諸注意はヤンキー調。
 当日パンフ B5 3ページ。物販。上演台本1200円、ステッカー300円。
 カーテンコール1回後規制退場。

 今藤洋子さん怪我より代役・台本を持ってと断りあり。
 舞台。ターコイズブルーの檻が左右、平台が中央。それぞれ合わせたり離したりで
 物理的、時に心理的な距離感を持って転換。
 お話。刑罰が未決定の間留め置かれる、留置場の入所者と職員の人間模様。警察官
 だった父親の言葉を胸に己を律しようとするがままならず、煩悶する主人公等、
 それぞれに事情あり。

 面白い。踏み外しまたは瀬戸際の人生とその混交をわちゃわちゃと描く悲喜劇。
 職場や家庭のパワハラ、お局様が姑と夫がと、一線踏み越えの有り様も、親近共感を
 覚え、苦笑いの妙。キャラに人間味あり。強健実は夢見がちという、岸本さん演じる
 先輩担当官が痛く愉快。代役と思えない、しっくり嵌まる関さん。揺れをよく表し、
 大人かわいいさまはまさに艶ポリスという。

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