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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2023/02/22-26 8ステージ）
全自由 一般3000円 学生割引2500円
作・演出：山本伊等 原案：アドルフォ・ビオイ＝カサレス
舞台美術・衣装：中谷優希 音楽：森健太朗（PROVOKE）
照明：櫻内憧海（お布団・青年団） 舞台監督：黒澤多生（青年団）
戯曲執筆協力：吉水佑奈 本屋：深澤元（つまずく本屋ホォル）
記録映像：宮﨑輝（オフィスマウンテン） 記録写真：マコトオカザキ
フライヤーデザイン：山本浩貴＋h 制作：小野寺里穂（Dr. Holiday Laboratory）
主催・企画制作：Dr. Holiday Laboratory
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【スタートアップ
助成】
出演：
石川朝日、黒澤多生［青年団］、日和下駄［円盤に乗る派］、油井文寧、
ロビン・マナバット［Dr. Holiday Laboratory］
2023/02/26(日)晴 12:03-2:05PM(2'02)最前方より 客席超満員(45人？)
客層：20-30才代とベテラン、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。当日券キャンセル待ち、2階席へ案内された
模様。開場時20人ほど。斜の雛壇にパイプ椅子4，5列。当日パンフ A5 3ページ。
物販。上演台本、記録映像。110分と前説も2時間超で終演。カーテンコールなし。
2021年旗揚げ。ねこ初見。
舞台。ライトグレーの四角い島舞台(ブース）。四隅に蛍光灯柱。透明な椅子、
テーブル調度。頭上に鏡面フード付き蛍光灯。上手の劇場エレベータと中二階の
バルコニーも積極使用。客席側上手にモニタ、記録しているのしるしかと。
お話。アルゼンチンのビオイ＝カサレスのタイトル同名小説を原案。上演されなかった
初演を再現する＝結果、上演されることになるというメタな趣向。
戯曲・役と俳優の在り方が特異。役と俳優を分離、固定しない。第三者/インタビュ
アーも含めてなので、役が割り振られたりする。さらに俳優とその身体も分離する、
まるで分裂症のよう、アンコントロールの奇態な動きをする。知覚が狂ったのかと
思えるほどで、日常のリアルを徹底的に廃していて凄い。しかし、展開はロジカルで
もう未知の知性との遭遇かというほど圧倒され、驚くねこ。演技体はとても異様、
得体の知られないもの。心の余裕が多少できると笑えるのだけれど。
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