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＠新馬場 六行会ホール（2023/05/03-4 3ステージ)
全自由 おとな4000円 当日4500円 こども（〜中学生）2000円 当日2500円
高校・大学生 3000円 当日3500円）親子ペア券（おとな1枚＋こども1枚）5000円
当日6000円）
作・振付・構成・演出：スズキ拓朗 美術・映像：青山健一
照明：坂本明浩(OneDropOffice） 音響：許斐祐 衣装：渡部淳子 音楽：清水ゆり
ドラマトゥルク：鳥越勇作 制作協力：合同会社モダンタイムス
演出助手：みぞぐちあすみ 主催：一般財団法人六行会 企画制作：NPO法人魁文舎
出演：
中山祐一朗[阿佐ヶ谷スパイダース]：紙上まき(教師）
スズキ拓朗※：うさぎ
ジントク※ ：かえる
清水ゆり※ ：ふくろう
よし乃※ ：きつね
ジョディ※ ：やぎ
青井想※ ：いたち
柏木俊彦 ：きじ
鳥越勇作 ：いぬ
星初音 ：ねこ
美守桃 ：ねずみ
吉田雄 ：さる
なかやまよう：少年・まき
鳥越一平、樋口里空、吉田結菜：こどもたち
2023/05/03(水)晴 6:05-7:16PM(1'08)前方上手 客席7割(180人)
客層：20-30才代中心、子供連れ結構、女性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、マスクは推奨。当日パンフ A4 3ページ。
物販。子供達の動物絵をプリントしたTシャツ。カーテンコール2回。
2015年初演＠シアタートラム 紙上まき役は片桐はいり。
舞台。スリットを設けた神出鬼没壁、壁上段もアクティングエリア。映像とパフォー
マの絡み多々、書き割りの絵(漫画）もあり、いずれも見事に共演。
お話。どこの誰がなんのために描いたのか、なにもわからない「鳥獣戯画」。
わからないなら、妄想想像たくましく、絵面で遊んで仕舞う、勝手に謎を解く。
行方不明の子供を追う内、忘れられた「鳥獣戯画」全四巻の世界に迷い込む、教師
紙上まき。それは忘れていた、捨て去っていた自分と出会い直す旅となっていく。
ビジュアル×パフォーマのコンボが見事で闊達至極、とても面白い。ダンサーが
映像に埋没、ありげに2次元にならず、立体的で息づいているのに好感。書き割りや
墨を使ってもいて、生理的な生の感触を活かしているのもいい。遊びの時間が再生の
気づきへと繋がっていくのに感動するねこ。スズキ拓朗・うさぎが天衣無縫な動きで
流石。中山祐一朗・紙上まきの気さくでほどよい距離感が○。なかやまよう：少年・
まきがキレの良さをみせてハッとさせられ。こどもたちを整え過ぎず演じていて、
愛らしい。
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