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＠渋谷 ユーロライブ（2024/01/23-28 7ステージ)
全指定 前売4500円 当日5000円
作・演出：ブルー＆スカイ 脚本協力：テニスコート
舞台監督:小島雄一郎 (スターダストプロモーション) 照明: 榊美香 (アイズ)
音響: 栗原カオス 衣装: KAKO (桑原史香・秀島史子) 映写:栗田ばね
撮影: ニュービデオシステム 制作: 佐藤よしこ (スターダストプロモーション)、
小西朝子(ユーロライブ) イラスト: 小出圭祐 (テニスコート)
宣伝美術:牧寿次郎 協力: ダックスープ 企画・プロデュース:加藤伸崇(SDP)
共催: ユーロスペース 主催: SDP、スターダストプロモーション
出演：
池谷のぶえ、吉増裕士、フロム・ニューヨーク（ブルー&スカイ・市川訓睦・
中村たかし）、テニスコート（神谷圭介・小出圭祐・吉田正幸）、ブルー&スカイ
2024/01/25(木)晴 7:01-8:25PM(1'24)最前方 客席5割？（80人？）
客層：2世代、20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。B列最前。当日パンフ A4 1枚。
カーテンコール1回。
ブルー＆スカイ最新、コント尽くし公演。
舞台。木製テーブルと椅子3。両端のパネルに壁模様。
お話。導入。村の酒場の女将（池谷）に降ってわいた悲劇、息子(小出）が理不尽な
仕打ちを受けていたと発覚。息子を救うためにはあるアイエムが必要、それを探してる
わけではなかったが、森の中である舘にたどりつく。謎の紳士(吉増）が言うには
そこは寸劇の館だという。そして寸劇が否応なく始まる。
ラインアップ
・フロム・ニューヨーク「口止め料」(2015/6)「前を洗う」（2019/12）
・テニスコート＋ブルー&スカイ「黒魔術」(2019/1)
・吉増裕士×ブルー&スカイ「新作」
・幕間にミュージカル？とか。
ナンセンスコントの奇才・ブルー＆スカイ特集号な今回。出演者はみんな大好きな
真顔で軽やかな毒が吐ける面々。熱く感動を呼んだり、人生の機微を描くドラマ風で
中身がないか、下品でドイヒーという、アンビバレンツナでとち狂ってて愉快なもの
ばかり。まさかの旧作再演・再見、シリアス演技でのデタラメの数々が楽しく。
新作は常識と非常識の対決、キャラ芸が楽しい対話劇。
池谷のぶえさんはいきり顔や堂々とした風情で存分にしていながら、寸劇には関わら
ないという不思議。久々に吉増裕士さんを観たけど、狂気と冷静の行き交いがまあ
面白い。市川訓睦さんのいきり立つさまや、得意げで下品なさまが見もの。
中村たかしさんのナイーブな青年風情で行動が真逆でサイコパス。サイコパスと
言えば。吉田正幸さん得意の演技体だけど、控え目で残念。小出圭祐さんは弱善い人
風だけど、騒動の元という迷惑な人をキチンと。神谷圭介さん、ツッコミと怒りから
魔変態してく流れが○。ブルーさん、かわいく見せようとするとこが嫌らしくて素敵。