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＠下北沢 駅前劇場（2024/02/28-03/02 8ステージ）
全自由 前売3800円 当日4300円 初日割/学生割3000円
作・演出：萩田頌豊与 音響：松本蓮 照明：中西美樹 舞台監督：西山みのり
大道具：石倉研史郎 撮影：川村大樹 宣伝美術：田仲マイケル、大瀧翼
票券：白川啓、岩村優花（ローソンチケット） 制作：東京にこにこちゃん
出演：
辻凪子：尾田清笑せえ（転校生 漫画大好き）
海上学彦[グレアムボックス]：増田二文字にもじ（同級生 影響受けがち）
てっぺい右利き[パ萬]：岩明常夏とこなつ（同級生 父親が落語家）
佐藤一馬[劇団「地蔵中毒」]：足立砂鯨すなくじら（同級生 無理を言いがち）
尾形悟[マグネットホテル]：三浦健之助けんのすけ（教師 煙たがれがち）
四柳智惟：高橋秋秋秋あきだけ（四つ子）
土本燈子：藤子虎子とらこ（同級生 漫画嫌いというが）
立川がじら[劇団「地蔵中毒」]：藤子藤ふじ（その父親）
髙畑遊[ナカゴー]：手塚小鳥ことり（教師 生徒に慕われている）
2024/02/28(水）晴 7:05-8:50PM(1'45)最前方 客席9割？(100？人)
客層：3世代、子供連れあり、20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策、特段なしだけど、座席の距離感はコロナ対策用。開場時30人近く
と外まで待ち列出来。舞台とほどよい距離、前後にゆとり、千鳥配置でクッション
付きパイプ椅子9列。ミニ椅子使用せず。当日パンフ A4 3ページ。物販なし？。
カーテンコール1回 拍手続くも2回目なし。
舞台。中央、落語高座然と高く、後方屏風ならぬカマボコ壁。左右に揚げ幕、開ける
とそれぞれに椅子。この3か所でコマ割りのようにシーンを切り替え。中央の高座然
がそのままだったり、がじらが座ってさまになったりで愉快。
お話。漫画、特に母親も愛した大長編が好きな女の子、長じても追い続けることを
止まず。やがて終わりに直面した大事な人(同じ愛読者)のため、終わらない漫画を
終わらせることを想い始めて。
外は寒風、心は小春日和な観劇後感なハッピーエンディング。役名に藤子…、手塚…
とあるよう影オマージュ織り込み、大長編に断ち切られ取り残された、あるいは読み
続けることやまない体験ある人には沁みる一編。人生の短さ、終わりを重ねてきて
ひときわ。一途で素直な主人公と、個性豊かな周囲が織りなす愛あるありさまが○。
そんな普通にいい物語に、おとぼけギャグとねた散りばめの台詞、奇想天外はいった
キャラめきで、隅々まで面白をまぶし。しみじみと笑いの合体が終始楽しめて、まあ
素敵という。
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