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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2024/03/22-31 12ステージ）
全自由 一般4000円 応援チケット6000円
＠京都 THEATRE E9 KYOTO 3/15-18 4ステージ
作：太宰治（1941年）演出：早坂彩[トレモロ／青年団]
演出助手・スウィング：長順平 舞台監督：鐘築隼[京都]／久保田智也[東京]
舞台美術：杉山至 照明：黒太剛亮(黒猿) 音響：森永恭代 音楽：やぶくみこ
衣装協力：徳村あらき 宣伝美術：荒巻まりの 制作：飯塚なな子
主催：トレモロ
出演：
太田宏* ：クローヂヤス
松井壮大* ：ハムレット
たむらみずほ*：ポローニアス
清水いつ鹿[鮭スペアレ]：レヤチーズ
大間知賢哉 ：ホレーショー
川田小百合 ：ガーツルード
瀬戸ゆりか*：オフィリヤ
黒澤多生* ：男
*=青年団
2024/03/25（月）曇 7:30-9:09PM（1'39）最前方 客席ほぼ満員？（35人？）
客層：2世代、男性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。開場時10人。雛壇にクッション追加椅子3列+数席
当日パンフ A5 3ページ。物販。上演台本。カーテンコール2回。
2022年初演＠利賀村、豊岡演劇祭。「読まれるための戯曲」を舞台化。
舞台。時代がついた木製椅子が桟橋な板上、脇に密着。背もたれの高さがちぐはぐ
だったり歪みあり。廻り舞台よろしく回転展開し。下手奈落口上に、多量のペット
ボトル？なビニールの「滝」オブジェ。
お話。「ハムレット」の翻案。最初から復讐の物語ではなし、モラトリアムなハム
レットに戸惑い、手を差し伸べる家族、恋人、臣下を描く、結構膨大な会話劇。
役者仕事を堪能。ハムレットの登場人物・物語から抜け出して、自分の言葉で
語りかけ、交わし合う。膨大な台詞な台詞の端々に暖かい血が通い、苦しみも喜びも
愛を感じさせるありさまがストレートに見てとれ。庭園の場、王妃とオフィリヤの
慈しみあるやりとりにほっこり。俳優の個性もとりどりで、際立っていたのはポロー
ニアス・たむらみずほさん。変幻自在。椅子装置がエポック。てんでんむきながら
集合、高低差ありと家族、集団のメタファーみたい。全体が回転して別の面を見せる
のも面白いし、濃厚な台詞劇で風通しを良くしてくれ。
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