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＠小竹向原 アトリエ春風舎（2024/06/09-16 10ステージ）
全自由 初日割3000円 一般3800円 U30 3300円 U18 500円
シリーズ3作品通しチケット 10000円
脚本・演出：テヅカアヤノ 舞台美術：いとうすずらん
照明：緒方稔記（黒猿） 音響：櫻内憧海[お布団]、深澤大青
舞台監督：黒澤多生[青年団][theirs/ours] 演出助手：天野天音 [theirs/ours]
セーフティ・バウンダリー・キーパー：植松侑子（syuz'gen）
制作：河野遥[ヌトミック] 佐々木ラッコ 日和下駄[円盤に乗る派]
宣伝美術：ヤング荘 記録映像：松尾祐樹（富山のはるか・
KPR／開幕ペナントレース）[theirs/ours]
出演：
上沢一矢:あげあげ
新垣亘平:こーちゃん
黒澤多生[青年団]:たおにゃん
松﨑義邦[東京デスロック]:よっちゃん
2024/06/12(水）曇 7:32-8:50PM(1'17)後方中央 客席8割（16人）
客層:2世代 20-30才台中心 女性過半数。
客入れ:感染対策 特段なし。開場時数人。劇場全体使用、鰻の寝床客席 雛壇に
クッション追加椅子3段。8つのお願いを掲示、途中退場方法は具体的に説明あり。
当日パンフ A5 3ページ。物販。上演台本1500円 ステッカー200円 応援チケット。
終演4分後に観客とトークセッション10数分。
男女二元論が生み出す「加害性」を考える年間プロジェクト「ファジー」第1作。
今回男性キャスト、第2作「ours」は女性キャスト、第3作「yours」全員とのこと。
舞台。中央、一坪位の白い家フレーム。四分割が出来。上手壁際にファンシー
ガジェット。壁、天井面に衣服、人形、時計ら飾り。他ハンガーラック、机と椅子、
天井にミラーボール4つ。
お話。部屋に引きこもってる、よっちゃん。あげあげとこーちゃんは連れだそうと
するが、たおにゃんはそのままにと引き留める。一方、家の解体に入った作業員達は
なにかと諍い、あげくには黒澤が解体反対を唱えて波乱。
個々人であろうとして、ままならぬ、四苦八苦の沙汰をガチャガチャと描く。に当り
凡百の舞台が二次元に見えるほどの立体的な演出を施し。これまでないほどで、ドー
ピング？！。家解体と解体アンチ、その周囲、さらには中の人・俳優らのレイヤーが
絡まり重なり。目まぐるしく、抽象的な場造りを劇場全体で展開。都度、状況と
登場人物の心情・言葉にかっちり呼応。カオスならず、プレゼンスよく伝えてくれ。
役者は役を演じるけど、装わないというか、率直さがベースなのに好感。
男女二元論の解体を掲げているけど、広い視野で人と世界を捉えようとしてる感あり。
次回、女性キャストでというか、リクリエーションがどうなるか楽しみねこ。
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