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＠下北沢 ザ・スズナリ (1998/4/16-21 7ステージ) 全自由前売り2300当日2500
作・構成・演出：じんのひろあき
出演：44北川、かなやす慶行、井上カオリ、榊陽介（劇団十六夜社）田中裕太郎、
塚本隆和、塚本拓弥、堀口屯棒、賀屋直子、多田祐子、村西みずほ、柳沢佳ノ音、
吉田愛弓、西秋元喜、福島まり子
1998/4/21(火)晴れ 7:35-9:10PM 桟敷最前列より 客席超満員(160人)
客層：20才代中心。男女半々。客入れ：てきぱき受付、荷物預かり。時間を気に掛
けながらの場内整理に好感ねこ。
勢いに乗りはじめた若い劇団。今回、ステージ増でさらに動員のばしたのかしら。
舞台。黒幕が開ければ、岩岩洞穴〜覗くアクアマリンな海の蒼がきれい。
お話。南海の島へバカンスの飛行機が海に墜落、うーんサバイバル。ガッツで無人
島に上陸。さしあたりの水と食料ＯＫ。となればこれからどうするのと、男と女で
やることは決まり。フィーリングカップル５対５。も掟やぶりが当たり前の無法！
えー、そうかなあ、君はどう思う？。役者名の吹き出しをリアルにもって顔見せ〜
大幕を張ってのアニ（マンガ）イメージな登場シーン〜海上遭難アクション〜無人
島でどうする会話劇な展開。
しがらみリセットの悪戯な設定でふらふら迷う日本人達。旧態依然か、本当のとこ
を自分で考えようとせず、目先の欲と成り行き次第。なんか可愛いいい加減さに、
頷きながら共感のくすくす笑いねこ。結婚の役割？、男と女の結びつき？、自分が
したいこと？と混沌。無人島に好き勝手、好きな女の子を共有したい野郎達のエゴ
だけが強面。そんな中で、信じたい気持ちにかける女性と真っ直ぐ受け止める男性
の２人はこっぱずかしいけど、爽やか。若さ故な魅力の宝なり。冒頭の顔見せはテ
ンポよく楽しい。難破場面の泥沼万歳はちと長くて、疲れたねこ。お婆さんの登場
で展開してからのが○。役者はまあ若い、跳ばすテンポが似合って○、会話劇は板
に付いてないとこがあって、可愛い。