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＠神楽坂・セッションハウス (1998/12/18-20 3ステージ) 全自由前売り3500当日3800
舞台製作：イリス・ボヴィショヴァ 照明：岡田淳 音響：川崎克巳
振付・ダンス：ヨシ・ユングマン YOSSI YUNGMAN
1998/12/20(日)晴れ 5:10-6:25PM(1'15休20) 最前列より 客席超満員(120?人)
客層：20才代女性最多の老若男女。外国人客もちらほら。
客入れ：しだい埋まる客席。間際客用に席追加やらで開演遅れ。
イスラエル、バットシェバ舞踊団のダンサー、ソロパフォーマンス。
エモーショナルな、感情がそのまま伺えるようなダンス。捻った演出や技巧、洗練
された表現からはちと離れ、ダンサーその人がいるようなシンプルな舞台。おのの
いたり、憂いたり、時に微笑を浮かべたりと表情は豊か。ダイナミックな振りにひ
ょこひょことした小さな動きをいれたり、は心の思うまま表現?。何を表してるか
（思っているか）?なとこや、パターンがしれちゃうとこはちと△。全体はなんか愛敬
があって好感ねこ。
１「quant」 30分くらい →休憩20分
波紋をプリントしたような柄の黒い一枚布服。なにをか恐れているようにきょろきょろ
と落ちつかげに。途中、「ハリネズミ」の詩の一部を口ずさみながら踊ったりも。
一人ぼっち、共に踊るものを探すもおらず、結局一人な展開、かな。
主な進行
・重苦しい、咆哮のような音を入れた曲。両手をぐるぐる、片足だちで大きく回転
、全身をぐねぐね、どすどす腰を落として歩いたりなどとりどり動き。逃げ惑い、
横たわり痙攣したりも。交響楽な曲に変わりしだい高揚、ダンスもテンポアップ。
・静寂。体を崩し、そのまま香を持ち上げて点火。宗教曲コーラスに牧歌的な木管
音。下手から射す明かりの方に探るようにして一進一退。
・WHAT TO DO? HE(HEDGEHOG?：ハリネズミ) WANTS TO DANCE． と声をはり
あげ、ひょこひょこと困った風な動き。
・咆哮のようなＳＥや電子音をいれたマイナーな曲。両手を広げてばたばた、前後
にずたずたと歩くようにダンス。うつぶせになり、後方にずりずり移動。
・ピアノ曲に火焔?のＳＥ。横たわり、にじにじ動き。抒情的な曲、黄昏た明かり。
腕を前側に振り、脇を不安げ?に時折見やりながら、歩く。
２「and the body is」 30分くらい
上半身半裸、ゆったりクリーム色のパンツ。寝袋?な麻の袋を被ったり、紐をつけ
て引きずり歩いたり。これも大きな動きとこちゃこちゃした動きを組み合わせて。
宗教曲〜タンゴの変化、お茶目な動きが楽しい。悲嘆な表現の中も、微笑を浮か
べた表情があったりは、生きて行く人の力を感じさせて○。
主な進行
・風音。しだい明るくなる明かりの元、白い布は起きあがり人形に。宗教曲。布袋
をまとい、立ち、袋を足元に残して。水音。ゆっくりと歩み始める。トカゲのよう
ににゅと首を動かし周囲を見ながら。手を胸元に寄せるように何かを抱こうとする
片手を上げ、もう一方の手は胸の肉をつかんだ後崩れ落ちる。詠唱。両手を広げて
立つ。照明は青から赤に一変。タンゴ。手を胸元に引き寄せこちゃこちゃした動き
小気味いいステップ。手をばたばたとしてカニ歩きのようなダンス。
・布を被る。照明暗く。歩みながら上方を仰ぎ見る。横臥。嗚咽、痙攣したような動
き。起きあがり、また彼方をみる、なにをか探すよに。悲嘆な中も表情には微笑み
を浮かべて。袋を引きずって上手に歩む。また仰ぎ見て、こんどは袋を置き去り、
歩みさって行く。