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＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2006/6/30-7/2 3ステージ)
http://www.saf.or.jp/
全指定 一般 S席4000円 A席3000円 学生A席2000円
メンバーズ S席3600円 A席2700円
演出・振付・舞台美術：ヤン・ファーブル
音楽： マールタン・ファン・コーウェンバーグ
追加音楽：ドメニコ・モドゥーニョ「ヴォラーレ」
ダンサー・アシスタント：マリナ・カプティン
振付アシスタント：ミエト・マルテンス
照明：ヤン・ファーブル、ピーター・トロッハ 衣装：ダフネ・キッチェン
制作：マーク・ゲルデン
プロデューサー：佐藤まいみ 技術監督・音響：山海隆弘 舞台監督：平井徹
照明：岩品武顕 制作：小島信之ほか
出演： スン・イム・ハー
2006/7/2(日)晴 4:09-5:06PM(54) 1F最前方上手 客席ほぼ満員(750人)
客層：20歳代後半〜中心に幅広く、男女半々。
客入れ：とりわけ床ダンスだと、前方席が見難いのは変わらず。うーん。水を使う
ため、最前列客に自分の身は自分で守るビニールを各自配布。あんま活用できなか
ったかも。折り込みチラシ 数枚。折り込みパンフ A5 10ページ 蜷川幸雄ほか
寄稿。構成の解説が親切といえば親切。 物販なし。カーテンコール4回3分。
美術家・ヤン・ファーブル ダンス作品。ちなみ、昆虫記の博士と縁故な方とか。
舞台。4列×5？のフック付ワイヤーが吊され。下手に○テーブル。ほかは黒の一面。
構成。黒のジャケットとパンツ姿、カンツォーネ「ヴォラーレ」を時折口ずさみ。
・ワイヤーにオリーブ瓶取り付け、先端から床にオイル滴下。無音のなか、タバコを
吹かしつ、こしだめポーズをいれて踊り。なんか、男は黙ってなんとかな、男前。
・ギター音楽。こしだめ、くねり、転がり、見上げ。髪をほどき、下手でカクテル
造り。味見してまずい顔。
・上着を脱ぐと、両バストに渡りテーピング。痙攣、股間から銀の玉２つ。水流音。
手を大きく広げ、上げ。日本語と韓国語であいさつ。「ヴォラーレ」を歌いながら、
銀玉でジャグリング。失敗すると、股間に手をあてて、あいたたた声。ゴルフぶり
などで、はしゃぎ。
・ジェットなノイズ音にギター。しだい激しく、回転。どんどんと床と踏み、倒れ、
飛ばされる動きの繰り返し。表情くるしげ。カクテルを造り、まずい顔。
・オリーブオイル瓶のキャップを全開。パンツを脱いで全裸。股間の銀玉をオイルで
洗い、さよならと床を転がす。床を転がり、瓶下で全身オイルまみれ。
タービンエンジン？音。転がり、足をピンと立て、立て膝、腹ばい。口から銀玉。
転倒、開脚。手を上にくねくね。 後方の瓶をあけて、粒（オリーブ）を全身に浴びる。
エンジン全開な、激しい動きの連続。
・髪を振り立つ。、「ヴォラーレ」を歌いながらカクテル造り。股間から粒（オリーブ）を
一つとりだし、グラス入れる。味見して「ペルピット！」と、満面の笑み。
「逆境」も逞しい、アジアンビューティ起立、印象。男性→女性→両性具有を、
銀玉有無のメタファーと、ストリップティーズな趣向で、わかりやすく提示。
なのかもしれないけど、ダンサーの健康的な女性らしさとその魅力が前面。オイル
まみれ、嵐に翻弄な「逆境」設定がなおさらにそこら浮き立たせ。欧米のダンサーだと
また印象が違うかも。
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