＠三鷹 三鷹市芸術文化センター 星のホール（2023/12/08-17 14ステージ）
全自由（整理番号付）前売 一般3800円 当日4000円 高校生以下1000円
作・演出：山内ケンジ 舞台監督:神永結花、森下紀彦
照明:佐藤啓 音響:藤平美保子 舞台美術:伊藤雅子 衣裳:中島エリカ
ヘアメイク: たなかあきら (TTA) 大道具製作:生駒研介 (STAFF ONLY)
小道具製作:松本英明 宣伝美術:螢光TOKYO+DESIGN BOY イラスト: コーロキキョーコ
演出助手:岡部たかし 美術助手:金子梓美 照明オペレーター: 三浦詩織
撮影:原口貴光(帝斗創像)、宝隼也、神之門隆広
制作:渡邉美保 (E-Pin企画)、たけだのりこ 制作助手:平野里子、三木万侑加、
高橋由希 制作プロデューサー: 城島和加乃(E-Pin企画) 製作：城山羊の会
主催：公益財団法人 三鷹市スポーツと文化財団
出演(配役登場順)
森元隆樹(三鷹市芸術文化センター・本人)：支配人
岩谷健司 ：木原
岡部ひろき ：佐藤オサム
J.K. Goodman：陣さん、救急隊員、森元
岡部たかし ：王さん、佐藤シゲオ
石黒麻衣 ：望月・カオリ
朝比奈竜生 ：イエス
村上穂乃佳 ：ウエダスミコ
原田麻由 ：オサムの母、アヤノ
2023/12/15（金）晴 7:08-9:09PM（2'00）後方下手 客席超満員（170人）
客層：2世代、大人より、女性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。劇場と劇団で整列入場、劇場の発券ミスで20番が
最前。当日券キャンセル待ち。開場時50人ほど。雛壇にクッション追加椅子6列、
空席誘導随時あり。今回は最前に桟敷席1列追加。当日パンフ A5 3ページ。
物販。上演台本500円 ほかDVD。 カーテンコール1回。
舞台。とある施設、「壁」「ベンチ」らリアル造作。
お話。欲望に駆られ続ける人と、翻弄された人の因縁連綿。
罪と罰を巡る、シリアスなのにふざけてるように見える宗教劇。虚構なんだけど、
ガチのリアルが散りばめられてるのが不思議で面白い。猥雑なんだけど、嫌らしさが
ないさじ加減はいつもながら。驚き呆れるけど、ハァーン、ふむふむとなると
いう妙。お客さんサービスがいつもより多め。森元さんのアレも例年よりたっぷり
だし。
観劇後に覧てね。
アフタートーク 9:14-9:37PM（23）
岩松了、山内ケンジ
山内 三鷹でトークはやったことがない、なぜか急遽。KAATは前回、岩松さんと。
岩松 予備知識も無く。驚いた。何を思って書いて、どう感じているか聞きたい。
山内 別役実さんのこと、構成はせず、考えずその場で書いたと。今回もそう。
冒頭に、木原が森元さんへ性欲について聞く。今年の締めとして、ジャ○ーズ問題
で大騒ぎとか、北海道のラブホで首切り殺人とか、事件が色々あって、今年は
性欲の年だなと。木原○二 元内閣官○副長官、超エリートだけど性欲が満々。
凄く忙しいのにホステスと結婚して、デリヘル専用のアパートと借りて、その一方
で岸○首相の側近としてアメリカへ行ってる。
岩松 社会情勢を仕入れてるじゃないですか。
山内 書きたいことがないので。
岩松 岩谷さん、ずっと出ずっぱり。結構な危険なことをしてるなと。立ち話で
関係性を、ダメだと黙ってないといけない。台詞をずっと思えているなと。
立ち話風に交わすので、体の動きがないのでよく台詞を覚えているなと。
山内 昨日は飛んでましたけど。
岩松 大変だ。
山内 いつも大変。（場転で）すぐラブホへ行くのは木原を知る者には自然、
すぐ書けた。（巨大な）ペニスも書けた。神様は、朝比奈君がぽいなと思って
岩松 自分もいいなと。
山内 神様を出して、ステップアップした。彼は大きな声も出せるが、キャラが
消えてしまう。普段の会話は小声で聞こえない。
岩松 楽しいのは凄く苦労してると如実にわかるから。（作家として）シンパシーを
感じる。
山内 苦しいけど、人が見たら飽きるかなと考えて、何かを起こそう、お客さんを
どう引っ張ってられるか考える。
岩松 今この時間にどうするかと延々考えていると。
山内 エンディングが見えるのが危険、引っ張る感じをお客さんにバレないように
やりたい。今回は割と巧く行った。ペニスがひろき君は1年前に思っていて、
それを上品に描くのがうまく出来ず。（エポックメイキングで）大きいのは
神様が出たのと、壁。壁は最初は考えてなかった。美術家から出て、意外だった
けど、最終的に「十戒」の（海）ように（開いて）。
岩松 そんな人間関係を一杯つくらずに良いのではと思っていて。人が居て、場所が
あるでドラマが成立すれば良いのでは。神様がそれぽいことを言ってますね。
山内 聖書に書いていることを。すごく読んだ。去年は関係性をつくらなかった。
今回も道があるが、どれだけ道で引っ張られるかと。
岩松 カラスが鳴きましたね、場所を認識するために。（そんな演出は）人のことは
言えないが。
山内 去年と違うのは本当のことが。
岩松 森元さん、芝居が巧い。
山内 今回は長く、プロです。岡部親子が本物。神様が、38才でナカゴーの鎌田さん
が亡くなった、朝比奈君がナカゴーのＴシャツを着ている。初めからそう見て
いたのではなく、後からナカゴーのＴシャツを着た方がいいと。鎌田さんの舞台は
いつも見ていた、オリジナリティが凄い人だった。
岩松 満足した（袖から森元はでてこないので、これで終わりますの声）
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