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＠中野 水性（2024/08/29 1ステージ）
全自由 2500円 U29 2000円 U20 1500円 小学生以下無料
出演：
涌田悠（短歌を詠むダンサー・振付家）
米澤一平 (タップダンサー・場作り)
2024/08/29(木)雨 7:32-8:20PM(48)前方 客席満員(12人)
客層：2世代 男女半々。
客入れ：感染対策 特段なし。通常椅子、ハイチェアの2列。当日パンフ、物販なし。
ドリンク販売あり。カーテンコール1回。
「声」の可能性、聴くことを捉え直す新シリーズ。歌人／ダンサーの涌田悠さんと。
舞台。正面壁下に小鐘、シンバル。自動ドアに沿って鉢植えの並び。
構成。一平・床にビニール袋拡げガサゴソ音。涌田・上手袖幕からにょろりと現れ、
くねくねしし、移動。ゆるやかに手足を伸ばし、全身で空気のダンス。口元ひらき、
声なき声、短歌詠んでるのか？。一平・ビニール袋を被ったり変調音。2人・発声・
言葉にはならない。
涌田・仰向けで床、四肢を上げて、さかさまの昆虫然、ゆるやかに蠢き、片足を高く
上げてつっぱり。一平・横倒し、棒で床を叩く音、ずりずりと横移動。涌田・床を
すりすりと移動し、上手袖幕内に戻り、姿を消す。
一平・小鐘を鳴らす、ストイックに、行者？。涌田・姿を現し、一平と対面、動物
めいたうめき声、すっと立って、今日の昼生まれて初めてタップダンスをやってみる
と発話、早間の動き、大きく緩急をつけて舞い（どこにもタップ…の姿はない。）
一平・蛇腹ホースの先で鉢植えに触る、足元にビニール袋、裸足でタップを踏む、
ガサガサ音。涌田・くねくねし、うつむき、うめき声。
一平・蛇腹ホースを振り回して、裸足タップでソロ。涌田・自動ドアから外に出る
突起でしばらく佇み、ドア外で舞い、内に戻ってきて一平と相対する。2人距離を
詰め、一平・蛇腹ホースを触覚のように前に垂らす。涌田・一平の胸元へアプローチ。
折り重なるようにして袖幕の中に消える。照明はアンバーの明暗だけとシンプル。
夏の終わり、そんな風情が感じられるムーディ。「短歌」の姿は見えないけど、音や
長い四肢を活かし、ゆるやかに舞う空気のダンスに趣きあり。細かには昆虫系？で
飽きさせない。物語立たないけど、関係性は兆して、その先如何と興味深くみるねこ。
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