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＠三軒茶屋 シアタートラム（2025/12/19-21 3ステージ）
全自由（整理番号付き）前売 早割 一般3500円 一般4000円 高校生以下2000円
ペア割（一般２名）7500円 応援チケット6000円 劇場友の会会員3700円
U24（18〜24歳の方対象）2000円 せたがやアーツカード会員3800円
当日 一般4500円 高校生以下2000円
振付・構成・演出：高橋萌登 舞台監督：原口佳子（モリブデン）
照明：正傳静[劇団背傳館] 音響：泉田雄太 映像監修：高橋啓祐
映像操作：革崎文 舞台美術：佐々木文美
パフォーマンス・ビジョン・イネーブラー：伊藤千枝子
劇中音楽・映像制作・宣伝美術：高橋萌登
制作：小泉実樹 主催：mtp／公益財団法人せたがや文化財団
企画制作：モルタナティブワーク／世田谷パブリックシアター
後援：世田谷区 助成：公益財団法人全国税理士共栄会文化財団
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ
応援助成】 文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業（劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会 協賛：東邦ホールディングス、TOYOTA
協力：東急電鉄株式会社
出演：
金森温代、中谷友紀、高橋萌登（以上MWMW）
稲田涼香、大西優里亜、chibisaku
長岡岳大（サーカスアーティスト）、仲宗根葵（女優/ダンサー）、
松田崚汰（俳優）、潜川酸
2025/12/20（土）曇 2;03-3:23PM（1'16）中段上手 客席満員（190人）
客層：3世代 ダンスファンと町内衆の混交 ベテラン結構 男女半々。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。電子チケットも整理番号付きの紙チケットに
受付・交換要。開場時30人ほど。最前D列、トラムシート販売、立ち見はなし？。
当日パンフ A5 3ページオールカラー。物販。過去グッズ。カーテンコール2回。
若手育成企画のネクストジェネレーション、フィジカル部門選出のモウィモウィ。
2年振りの長尺作品。
舞台。正面奥にビニール幕、奥にCD-ROMの鏡板オブジェ。舞台面に砂場状スポット
大小が点在。上手下手に中空に湾曲した鏡板。
構成。裸電球下のおぼろ空間、抱き合う2人のシルエット〜数組のデュオ。お手玉
ジャグリングトリオとつれなくされても話しかける女子。お手玉ジャグリング達の
モブダンス。夢幻の世界は色濃くなってゆく。
夢うつつの世界を現出させてゆく、オルタナティブ・ダンス・パフォーマンス。
ジャグリング、コンテ、芝居、映像ら空間美術をボーダーレスにミックス。既存の
型に嵌めない、物語に縛られず、言葉も越えてゆく、この場で体感するライブ
ステージ。高橋萌登の全表現、ここに覚醒感あり。純ダンスは持ち前の手数が多く
てスピード感あるもので楽しませてくれ。尖ったところがない、やわらかえで面白み
ある持ち味は健在で、とてもユニークな舞台となった印象。
アフタートーク 3:26-4:00PM（34）
高橋萌登、白井晃 司会・酒井淳美（劇場企画制作担当）
酒井 企画について。フィジカルシアター部門の2回目。
高橋（応募動機）シアタートラムで上演するチャンス。サポートが充実している。
白井（30組から満場一致で決定した）身体と空間表現が気になっている。日常に立ち上がる、
それを劇場でどう表現するのか。
高橋（リミナルスペースについて）建築用語で廊下、ロビーといった間の部分。
場所では無く、概念的に人生や人間関係。自分はまだ居場所が見つからないが。
今回は広い視野で人選した。ジャンルにこだわらず（これまで身体表現にこだわって
きたが。）全員やったことがないことをやることで、次のことに繋がるようにと。
白井 枠組みにこだわらないで、ゆるく総合的に掴もうとしている。駅と劇場の間の
広場のなんでもないところで、目的をもって表現を始めると、日常から外した場所に
なる。
高橋 意識すると、どこでもリミナルスペースはある。
白井 劇場って何か？。私には外の現実より居やすい、幻想がホントに出来る場所。
その思いが高橋さんにもある気がする。
高橋（1人で沢山役割をもっているか）自分の思い通りに出来る。私が5人欲しい。
（トラムでやってみて）クオリティの高いスタッフと、みんなで創る。
白井（感想）リミナルスペースを劇場へ！？と思って。リミナルスペースになる過程を
見せてもらった。強度のあるダンスで引きこむのでは無く、ずるっと皆を表現の中へ。
強度を高める？、あるいは高めない？、高橋さんはどこへいくのかと。
高橋（企画に参加して）お金の問題がなく、サポートが手厚いこと。他の公演が
見放題だったのが幸せでした。
白井（最後に一言）これからを考えると若い人が関わっていかないと。自分も若いころ
青山劇場に声を掛けてもらった。経験は力になる。観客の皆さんに劇場で立ち会って
いただくことが大切。叱咤激励を是非。
高橋 シアタートラムはプロになって初めて立った劇場、カンパニーの最後の公演も
ここ。ありがとうございました。
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