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＠月島 月島社会教育会館ホール（2025/11/14 1ステージ）
全指定3900円
しろ八「つる」12分
朝枝｢紫檀楼古木｣ 枕5+噺14分
小満ん｢二階ぞめき｣ 枕8+噺16分
春輔 長谷川伸 作 ｢旅の里扶持｣ 枕1+噺37分
仲入り13分
一朝｢二番煎じ｣ 枕4+噺34分
2025/11/14(金)晴 6:46-9:13PM(96/休13/38)中段上手 客席3割（70人）
客層:2世代 ベテラン中心に男性7割。
客入れ:感染対策 特段なし。当日パンフ A5 3ページ。3月の会のチケット先行販売。
初見の会場。前列は段差が少ないけど、高めの高座で多分支障なし。ロビーを含めて
ほどよくゆったりした感じ。
しろ八「つる」
お話。隠居の洒落冗談で、つるのいわれを聞いた八五郎。止められていたのに、長屋の
仲間に講釈しようとするが、忘れてしまう。
艶っぽい声が魅力的、でもネタを忘れて、しくじってしまうのが玉に瑕。
朝枝｢紫檀楼古木｣
枕。「ラオ屋」江戸時代の煙管（キセル）の修理、清掃を行う露天商について、
丁寧な前振り。20年前まで浅草仲見世にあったそう。
お話。むさい成りをしたラオ屋の老人。実は、狂歌読みの達人で。
歌うような粋な語りぶり、語り分け上手。
小満ん｢二階ぞめき｣
枕。江戸、吉原の風情のこと。
お話。昼日中から吉原へ出かける若旦那を見かねた番頭は、空いてる店の二階に
「吉原」をつくり、せめてそこに居てもらおうとする。果たして首尾や如何。
賑やなで愛嬌ある若旦那ぶりがいい。
春輔 長谷川伸 作 ｢旅の里扶持｣
枕。芸人の御難、取り分け、江戸時代は苦労ばかり。
お話。噺家・林家正喬は師匠をしくじって上州前橋へと流れ着く。芸人夫婦の世話に
なるが、亭主は逃げだし、女房も病に倒れてしまう。正喬は女房と乳飲み子を養う
ため、高座に上がり、稼ぎに出るという人情噺。
滔々と淀みのない語りの中、滋味ある人情芝居が沁みる。
一朝｢二番煎じ｣
枕。天候が変、夏から冬になって身体が追いつかない。冬は火事が頻発、江戸時代の
番小屋について。
お話。火の用心に手前勝手な夜回りあと、番小屋へ。あまりに寒いので煎じ薬と称して
日本酒と猪鍋を試していたところに…。
一朝の上手さ、テンポの良さが楽しく、心地よい一席。鍋物が食べたくなるよね。
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