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＠月島 月島社会教育会館ホール（2025/11/28 1ステージ)
全指定4000円
すわ郎「出来心」15分
さん喬「初天神」枕2+噺20分
さん喬「時そば」枕11+噺15分
さん喬「按摩の炬燵」枕4+噺26分
仲入り13分
さん喬「中村仲蔵」枕3+噺36分
2025/11/28(金）曇 6:45-9:21PM(104/休13/39)中段下手 客席4割(80人）
客層:2世代 ベテラン男性中心。
客入れ:感染対策 特段なし。当日パンフ A5 2ページ。2月公演チケット先行販売。
すわ郎「出来心」
お話。別名、花色木綿。新人泥棒のとんまな次第。
高い声で呑気噺。
さん喬「初天神」
枕。学校寄席、偏差値と笑いは別。昼の高校は素直で良く笑ってくれた。大人でも
客の感性が問われる。昼にやったそのままでやる。
お話。おなじみ欲しがる子供とのバトル。飴、だんご、凧揚げから凧揚げのみ。
細かく丁寧でミディアムテンポのリズムが心地よい。子供のオウム（返し）が
愛らしい。
さん喬「時そば」
枕。季節と場がなくなっている。夜鳴きそばについて。
お話。屋台蕎麦を褒めあげ、時間を聞いて勘定をごまかした男をみて、真似ようと
したが。
細かくリアルな所作とデフォルメの塩梅がほどいい。
さん喬「按摩の炬燵」
枕。これで仲入りかというと、そうはいかない。10才の子供が働きに出ていた
奉公のこと。
お話。寒さが過ぎて、番頭は蒲団増しを懇願される。一計を案じ、居合わせた按摩を
納得ずくで酒を飲ませ、炬燵代わりしようとするが。
活き活きとした描写、ほのぼのとした語り口。
さん喬「中村仲蔵」
枕。亀蔵さんが事故で亡くなった。一緒に飲みに行ったり、上野で会えば立ち話を
よくしていた。江戸の歌舞伎役者の身分制度について。
お話。苦労の末、名題(なだい)に昇進にした中村仲蔵。「忠臣蔵」五段目の定九郎
(さだくろう)役で前代未聞の工夫をするが。
芝居心ある語り口と所作、音曲。仲蔵夫婦の情愛も沁みる。
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