＠東銀座 新橋演舞場(2025/11/09-12/26 49ステージ)
全指定 1等席16000円 2等席12800円 3階A席9800円 3階B席3500円 桟敷席17000円
＠松本 まつもと市民芸術館 主ホール 9/19-23 6ステージ
＠大阪 フェスティバルホール 10/9-23 16ステージ
作：中島かずき 演出：いのうえひでのり
美術：二村周作 照明：原田保浜野洋平 衣裳：竹田団吾
音楽：岡崎 司 作詞：森雪之丞 振付：川崎悦子 舞踊振付・所作指導：尾上菊之丞
音響：井上哲司 音効：末谷あずさ 吉田可奈 殺陣指導：田尻茂一、川原正嗣
アクション監督：川原正嗣 ヘア&メイク：宮内宏明 小道具：高橋岳蔵
特殊効果：酒井智大 映像：上田大樹 大道具：金井大道具
歌唱指導：右近健一 演出助手：山崎総司 加藤由紀子 舞台監督：南部丈、芳谷研
宣伝美術：河野真一 宣伝画：スーパーログ 宣伝写真：相澤心也
宣伝・web：ディップス・プラネット 宣伝：長谷川美津子、森脇孝、
稲葉由佳 松竹(株)演劇広報宣伝部 (東京公演) 制作助手：武富佳菜、黒沼七海 、
関澤里菜 制作：辻未央 伊藤宏実 制作協力：真藤美一 (東京公演)
アシスタントプロデューサー：寺本真美 プロデューサー：柴原智子、田村由紀子
(東京公演 松竹) 顧問：細川展裕
出演：
古田新太 ：弾兵衛 だんべい
橋本じゅん：荒村荒蔵 あらむらあらぞう
高田聖子 ：裏華御前 うんはなごぜん(おきた)
粟根まこと：橘川橘右衛門 きっかわきつえもん
羽野晶紀 ：黒爛太夫 こくらんたゆう(おゆみ)
橋本さとし：遠山金四郎 とうやまきんしろう
小池栄子 ：お破 おやぶ
早乙女太一：橘川夜三郎 きっかわよさぶろう
向井理 ：真狩天外 まかりてんがい、藤川采女ふじかわうねめ
木野花（映像出演）：月影大御神 つきかげのおおみかみ
右近健一 ：水野忠邦 みずのただくに
河野まさと：花鷹香弥郎 はなだかこうやろう
逆木圭一郎：片原崎丼太郎 かたはらざきどんたろう
村木よし子：あめの
インディ高橋：竹吉 たけきち
山本カナコ：お利 おとし
磯野慎吾 ：亀六 かめろく
吉田メダル：極悪伊左衛門 ごくあくいざえもん
中谷さとみ：おしま
保坂エマ ：奈落小町 ならくこまち
村木仁 ：博八 はくはち
川原正嗣 ：大野直二郎 おおのなおじろう
武田浩二 ：鳥居擢蔵 とりいようぞう、仲洞金大夫 なかばらきんだゆう
藤家剛 ：船頭、世直し隊、森の木他
川島弘之 ：世直し隊、侍、森のアライグマ他
菊地雄人 ：世直し隊、捕り方、森の草他
あきつ来野良：世直し隊、捕り方、森のサル他
藤田修平 ：世直し隊、捕り方、森のダスキ他
北川裕貴 ：世直し隊、捕り方、森のサル他
寺田遥平 ：世直し隊、捕り方、森のイノシシ他
伊藤天馬 ：世直し隊、捕り方、森のシカ他
米花剛史 ：踊り子、町民、侍他
武市悠資 ：踊り子、町民、侍他
NaO ：踊り子、町民、侍他
千葉恵佑 ：踊り子、町民、侍他
山崎朱菜 ：踊り子、町民、お茶子他
松本未優 ：踊り子、町民、お茶子他
河野瑞貴 ：踊り子、町民、無宿者他
井ノ口絹子：踊り子、町民、無宿者他
古見時夢 ：熊五郎、忍び、無宿者他
2025/12/04(木)晴 6:01-9:54PM(1'40/休30/1'36)1F中段上手 客席満員(1400人)
客層：3世代 大人中心 女性8割。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。本チラシは正面カウンター置き。不要チラシ
置き場あり。2階西側にグッズ特典の「着列札」掛けと役者提灯の展示あり。
当日パンフはQRコードから。物販。祝い酒 4000円、パンフ B4 3000円 透明手提げ
袋付、リュックにギリギリの大判。ペンライト3000円、陣ポーチ2800円、
アクスタ2000円、Tシャツ、クリアファイル、戯曲本、ピンバッチ、ソックス。
終演9:49PM カーテンコール4回 最後は総立ち。
「チャンピオンまつり」を冠した公演は10年ぶり、今回はいのうえ歌舞伎にて。
舞台。2階建て高さの装置を観音開き式で展開、舞台正面、客席と切替。後方壁は
大型画面、主に場面CG、副音声的に笑えるネタも投影。
お話。嘘を真に、勝負に負けても芝居で勝つ、芝居の神・月影大御神を奉り、
超芝居バカの父親に育てられた娘は会得した奥儀を胸に江戸へ向かう。目的は、
仮名手本忠臣蔵・大星由良助役。だが、女人禁止の御法度を突きつけられてあえなく
頓挫。そんな彼女へ裏歌舞伎の誘いが掛かる。それって一体？。娘の奮闘とともに
断固質素倹約の幕政を背景に虐げられる庶民、抗う芝居人たちを描く、バックステージ
もの。
毎日がファン感謝デー、何よりもお題は芝居人の熱い心意気と、観客との共鳴親和が
嬉しい今回。ネタもの結構、芝居やアニメのパロディ、セルフではあの7人が！、と
お楽しみ尽きず。歌唱場面も沢山。劇団員、取り分けて古参が出揃うのが嬉しい。
高田聖子、羽野ゆきが居並ぶと、80年代末THEATER TOPSでの初見時に記憶が飛んで
自分でも驚き。皆んな年を取っているのに変わらないって謎とも。ゲストがいのうえ
歌舞伎らしい、政治と人、庶民を巡る物語の核となって、舞台を締めてく感じも堪能。
早乙女太一の華麗なる剣舞を観られたし、心残りなし。
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