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＠戸塚 MURASAKI PENGUIN PROJECT TOTSUKA（2025/12/09-13 9ステージ）
全自由 一般前売2800円 当日3000円 神奈川県民割2600円
ハンディキャップ割2000円 大学生割1500円 高校生割1000円 中学生以下 無料
作・演出：笠木泉 制作：加藤じゅんこ、笠木泉
チラシイラスト・デザイン 牛尾千聖 記録写真：明田川志保 記録映像：田中羊一
演出助手・音楽：との 衣装：タムナデ姉 照明：David Kirkpatrick
アドバイザー：黒田杏菜、David Kirkpatrick
助成：神奈川県マグカル展開推進補助金 主催・製作：スヌーヌー
出演：
渡辺梓：女1
踊り子あり[はえぎわ]：女2
上村聡[遊園地再生事業団]：男1
鳥島明[はえぎわ]：男2
2025/12/10（水）晴 7:02-8:39PM（1'37）上手側 客席超満員（35人）
客層：3世代 ベテランと20-30才代中心 男女半々。
客入れ：感染対策特段なし。開場時15人ほど。靴を棚に置いて入場。通常の雛壇4段に
クッションを置いた客席。当日パンフ A5 3ページ。物販。上演台本ほか。
舞台。木造の階段状客席と演者の距離が近い空間。突先を正面にした二面壁には
スライドを投影。調度は高低の丸椅子と洗濯物カゴのみ。
お話。東北の地方都市にある、築後五十年を超えたヨーロッパ風の大型マンション。
夫を亡くして後独居生活をおくる老婦人と取り巻く人の何ごともない1日を描く。
ささやかで見過ごすほどの瞬間を丹念に拾い上げ、つづれ織りにしたような作品。
その美しさと愛おしさを感じる舞台。一人多役、シームレスな視点転換や重ね合わせ、
善き妄想など、演劇的な空想を観客と分かち合える、豊かさを合わせ持ち。
役者達の細かな演技、視線と言葉のインタープレイに面白さと味わいあり。
今回は一体感ある場とあってひとしお。気づきあれこれあり、例えば、老婦人の歩みを
「遅いのではない、ゆっくり歩いているのだ。」との隣人の言葉は今の世界で欠け、
望まれることだなあとか。ここに居合わせたことを感謝したい、そんな心持ちになる
ねこ。
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