@池袋 東京芸術劇場プレイハウス(2026/07/25-26 15ステージ)
全指定 S席10500円 S席(前半割/平日夜割)9000円 A席7000円 U25 5000円
U18 1000円
原作:ヘンリック・イプセン「人形の家」(1879年)
上演台本・演出:ティモフェイ・クリャービン
上演台本・ドラマターグ:ロマン・ドルジャンスキー 翻訳:小賀明子
美術:オレグ・ゴロフコ 音楽:ティモフェイ・パストゥホフ
照明:佐藤啓 音響:長野朋美 映像:栗山聡之(マグナックス)
衣裳:ヴラダ・ポミルコヴァナヤ ヘアメイク:赤松絵利(ESPER)
舞台監督:守山真利恵 演出助手:田丸一宏
プロダクションスーパーバイザー:ルスタム・アフメドシン
演出部:川上大二郎(スケラボ)、岩淵吉能(ステージワークスURAK)、野村久美子、
石井研一郎、小玉珠成、枯芝千夏 照明操作:三浦詩織、伊賀康
音響アシスタント:立石智史 音響操作:北村夏主馬、渡辺茂、岡田紗果
映像操作:安里奈保見、竹内愛奈、大納奈々果
衣裳部:今村あずさ 衣裳進行:飛田紗和 ヘアメイク部:上野美智代
通訳:小賀明子 制作進行:藤野和美(オフィス・REN)、豊田夕羽希、陳逸君
宣伝美術:加藤秀幸、柴田リオ(grindhouse) 宣伝・特設Web:DIPPS PLANET
パンフレット編集・執筆:大堀久美子 字幕制作:イヤホンガイド
主催・企画制作:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
出演:
勝地涼 :トラヴァル・ヘルメル(弁護士、年明けから銀行頭取)
黒木華 :ノラ・ヘルメル(その妻)
瀧内公美:クリスティーン・リンデ(ノラの学生時代からの友人)
鈴木浩介:ニルス・クログスタ(トラヴァルの銀行同僚)
石村みか:アンナ・マリア(乳母)
今井公平:理容師、招待客夫婦A
越後静月:ネイリスト、ダンス教師生徒、招待客夫婦A
大滝樹 :テーラー、大使夫人、ダンスインストラクター
小幡貴史:銀行の秘書、招待客夫婦B
木山廉彬:ブティックの店長、イタリア大使
中野風音:母、ダンス教室生徒、招待客夫婦B
木根渕凛音(子役。Wキャスト天野叶愛):クログスタの長女
滝澤このみ(子役。Wキャスト福元愛悠):クログスタの次女
師岡結月(子役。Wキャスト佐々木直輝):イヴァール・ヘルメル(息子)
2026/07/21(火)猛暑日 1:03-3:47PM(1'40/休20/42)1F中段中央 客席1F9割(650?人)
客層:3世代 ベテラン多め 子供連れあり 女性8割。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。1F最前C列。最前方また後方などチャット画像の
文字が観がたい席ありそう。当日パンフ A4両面。物販。パンフ A5 1500円。
演出使用の通信装置の障害となるため、劇場のスマホ抑制装置はoff、通常より強く、
通信デバイス電源断のお願いあり。 カーテンコール3回。
ロシア出身の演出家・ティモフェイ・クリャービンより2020年ブルガリアの
「イヴァン・ヴァゾフ国立劇場」で初演。
お話。夫のため、偽って彼の同僚から借金したのが仇となり、窮地に陥るノラ。
彼女を救おうとする親友クリスティーン。結末はハッピーエンドと思いきや
夫の真性を見てしまったノラは私はあなたの人形ではない、人間だと宣言して
家をでる。
舞台。上側2/3に登場人物の各スマホ画面を最大4人まで投影し、スマホ画面下
残り1/3の島スペース毎に役者が演技する。幕間を挟んで居所、美術を変え。
趣向。原作会話のほとんどは文字=スマホのリアルタイムチャット(一部音声、
写真メール、ビデオ通話)で行われる。スマホを操作してる様、日常を同時に
みせて、それぞれの裏(中身)と表を晒していく格好。展開につれ直接対話が
あるけど、ほとんど発話はなし、子供達や仕事趣味での仲間達との話し声が小さく
漏れ聞こえる程度。幕間はドラマチックな音響が流れ、1/3部分がハーフミラーと
なり観客を映し出す。スマホ依存してるわがふりを想い起こせと言わんばかり。
古典の大胆なアップデートに驚きと同時に感心。演劇舞台では奇異も観客には
日常、肌感覚かと。不通、孤立らコミュニケーションの問題を今の状況に重ねあわせ
切実感、緊迫感を生々しく響かせ。凄いなあ。ノラ夫婦がやっと対面となったかと
思いきや、ラスト直前は元の木阿弥、ノラのスマホ電源断は若い世代ほど決意の
重大さを体感できるのじゃないかしらん。また、ノラと相対するクリスティーンの
現場主義ぶりは昭和の大人世代の共感を得そう。
奇抜な道具立てながら、メイン、アンサンブルとも粛粛、かっちりと場面場面を
演じててお見事。スタッフとも花束を贈りたいねこ。
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