大人計画「ＣＯＵＮＴ ＤＯＷＮ」
＠吉祥寺バウスシアター (1995/3/29-4/9 15ステージ） 指定3300自由2800（当日+200）
作・演出：松尾スズキ
出演：松尾スズキ、宮藤官九郎、片葉みはる、池田祥子、立石明石、伊勢志摩、
山本密、顔田顔彦、鈴木麻王、宍戸美和公、猫背椿、阿部サダヲ、正名僕蔵、
宮崎吐夢、皆川猿時、村杉蝉之助、桑畑虚、田村たがめ、田中芳幸
客演：久留蝶丸、新井亜樹、井口昇
1995/4/2（日）晴れ 2:30-4:30pm 満員(400?)
お話。家族を惨殺された高校生レイコを、励ます親戚の船上パーティ。その船が
沈没、島に流れつく。ゾンビ「シニアルキ」がばっこ、自衛隊が駆逐射撃する
そこ。地獄のパーティーは破滅にむかう。本多でやった「愛の罰」の島、再び。
何の権利があって？の心にもない善意、聞いた風な美辞麗句を、踏みにじる。
結局、自分大事の欲求が最優先。強い説得力と魅力を感じるねこ。もっとも、
対岸の火事またはフィクションと思えばこそ。安心して、地獄の様をけらけら
笑う。なんてこと書いてる、ねこも撃たれますね。確実。
レイコ：新井亜紀が、家族の死体の脇で「笑っていいとも」を見てる冒頭、◎。
無感動な口調に、ぞくぞく。死して後の誕生なんてラストは、きれいで一瞬泣き
そうになる。はったりに泣いてどーするか。ギャグは、小爆発で物たんない。
「浮気女はうけ口のシャケの群れ」「何じゃそりゃー」とか、わかんないのが、
好き。あと今回、宗教がより具体的に上げられる。松尾は学会員に？、とか
勘繰るねこ。この辺、６月にでる劇団ファン紙「山と警告」（予約した）で、
明らかになるか。
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