Ｈ・アール・カオス「Homeotic Gene v2.1」
＠新宿・スペースゼロ (1995/10/3-5 4ステージ） 前売4000,当日4500
構成・演出・振付：大島早紀子
1995/10/5(木)3:10-4:25PM 曇/雨 最前列より 客席ほぼ満員（560人）
カオス、３回目。秘密クラブ('93-10)、白鳥の湖('94-4）以来。黒のボンテージ
おねえさん達のイメージあるねこ。今回、衣装を含めて赤の印象。妊婦達や白河
さんのもがく雛鳥とか、生命をあらわす赤。どちらも生みの苦しみの末に、明日
がある。内省する苦しみが痛いほどだった「秘密・・」よか、癒しが想像できる
余地あり。気持ちが楽ねこ。もっとも、白河さんのダンスの最後は曖昧。ありき
たに白鳥に変身、やったね！踊りまくり、じゃない。このわだかまりは、不安な
今とかの暗喩かしらん？。
男性パートナー（恋人、父親？）との絡まりとかあり。少女->女性->男女二人->
子供の誕生みたいな、成長するダンス？。空間の広々した使い方も含めて、
ゆったり深くなった感じして、◎。疾走感は健在だけどね。それと。冒頭の上段
舞台の謎めいたパフォーマンス（紙が風に飛ぶ、火を放つ）が得体知れなくて好き。
これ、最初だけで残念。
黒下着での挑発場、あり。あってうれしいおやじねこ。中には目、唇とか表情が
いい子いて、○。この後のムチ打ち女王様の超然とした職業顔が、クールで
かっこいい。
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