青空美人 VOL.13 「BLOOD」
＠新宿・スペースゼロ (1996/4/25-30 8ステージ)
前売3500当日3800
脚本・演出：木内宏昌
1996/4/28(日)7:00-9:00PM 晴 中段より 客席６割(350人)
舞台。中央市松模様の床。後方、一段高く駅のホーム？設定。舞台がお屋敷
なんでいい感じの調度品が上手、中央に長いディナーテーブル。鉄パイプが
無造作に突き出してシャンデリア頭上に。
お話。大学時の演劇サークルの集まりも10年目。おりしも東京、外は暴動。
電車も止まるが集まる男女。今回は裕福な医師時沢の家。彼の招待に集まらざ
るをえない理由。かつて彼ら、彼の恋人を駆け引きゲームで自殺に追いやった
ことがあるのだ。現れない時沢。替りのように置かれた日記。そこにはその屋
の家政婦という女への狂的愛、仕打ちが書かれていた。それをきっかけに
明らかになる個々の秘密、募る時沢への苛立ち、憎悪。彼らの一人が、時沢と
女を撃ち殺すことで迎える終幕。それもみな時沢のシナリオ通り。偏執愛の完遂。
スタイリッシュ。都会的というの。クールな運び、○。説明なし。何やら潜んでそな、
謎含み。得体知れず、面白し。時沢の異常キャラ、グー。愛ゆえに女イタブリ、
使用人と婚約までさせ嫌悪される自虐趣味。女（井沢希旨子）も悪意で対して
○。井沢さん、目線に力あって魅力的。このやろな感じがいい。
終始静か。つうかもどかしく＋静かで中途気を失っちゃうねこ、△。このままで、
-30分だと転じて○？。平行する挿話、こましゃくれ少年と少年愛で退職女教師は
？？。あれは何。
［月間一覧］
|